特許
J-GLOBAL ID:200903099258860243

相変化型光記録媒体の初期化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-064506
公開番号(公開出願番号):特開平10-261243
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】図2に示すような構成の初期化装置を使用した場合に、相変化型光ディスクの初期化を均一に行うことができるようにする。【解決手段】図2の初期化装置は、対物レンズ17で楕円形に集光したビームスポットを光ディスク7に照射するものであり、光ディスク7からの反射光が、ビームスプリッタ14によりフォーカスサーボ機構18に向かう。その際のレーザ装置12への戻り光により異常発振が発生して、記録層が不均一に結晶化される。これを解決するため、開口数0.55の対物レンズ17を、ビームウェストが光ディスク7の記録層位置から2μm以上外れるように配置して初期化を行う。または、開口数0.50以下の対物レンズ17を、ビームウェストが光ディスク7の記録層位置となるように配置して初期化を行う。
請求項(抜粋):
半導体レーザからのレーザ光をコリメータレンズで平行光とし、この平行光を対物レンズで楕円形に集光したビームスポットを相変化型光記録媒体の表面に当てるとともに、相変化型光記録媒体からの反射光を、前記平行光の光路上に設置したビームスプリッタで前記光路から外して別の方向に向ける光学系を備えた初期化装置による相変化型光記録媒体の初期化方法において、相変化型光記録媒体の記録層位置でのビームスポットの長軸(Wd)が、開口数0.55の対物レンズを用いたときのビームウェストの長軸(Wd0.55)に対して下記の(1)式を満たす状態で初期化を行うことを特徴とする相変化型光記録媒体の初期化方法。Wd ≧ 1.1 × Wd0.55....(1)

前のページに戻る