特許
J-GLOBAL ID:200903099262541110

熱可塑性重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-205264
公開番号(公開出願番号):特開平7-053843
出願日: 1993年08月19日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 射出成形時の加工性が良好で、外観も良く、曲げ弾性率、耐熱性、表面硬度、耐衝撃性が優れ、かつ光沢が低く、艶消し状の外観が要求される自動車用内装部品等の射出成形品に好適な熱可塑性重合体組成物を得る。【構成】 (A)成分:MFR:10〜30g/10分、プロピレン単独重合体部のMFR:15〜50g/10分、アイソタクチックペンタッド分率:0.97以上のプロピレン・エチレンブロック共重合体 55〜75重量%、(B)成分:融解温度:30〜60°C、MFR:0.2〜2g/10分のエチレン・プロピレン共重合体ゴム 0〜10重量%、(C)成分:融解温度:60〜100°C、MFR:0.2〜2g/10分のエチレン・α-オレフィン共重合体樹脂 5〜15重量%、及び、(D)成分:平均粒径:5μm以下、比表面積:3.5m2 /g以上のタルク 15〜25重量%からなり、(B)+(C)成分=10〜20重量%、プロピレン単独重合体領域の結晶ラメラの厚みが8nm以上である熱可塑性重合体組成物。
請求項(抜粋):
(A)成分: MFRが10〜30g/10分(230°C、2.16kg荷重)で、プロピレン単独重合体部分のMFRが15〜50g/10分、アイソタクチックペンタッド分率が0.97以上であるプロピレン・エチレンブロック共重合体 55〜75重量%、 (B)成分: 示差走査熱量計による測定で30〜60°Cに融解温度を持ち、MFRが0.2〜2g/10分(230°C、2.16kg荷重)であるエチレン・プロピレン共重合体ゴム 0〜10重量%、 (C)成分: 示差走査熱量計による測定で60〜100°Cに融解温度を持ち、MFRが0.2〜2g/10分(230°C、2.16kg荷重)であるエチレン・α-オレフィン共重合体樹脂 5〜15重量%、及び、 (D)成分: 平均粒径が5μm以下であり、比表面積が3.5m2 /g以上であるタルク 15〜25重量%からなり、上記(B)成分と(C)成分の和が10〜20重量%であって、組成物中のプロピレン単独重合体領域における(100)若しくは(010)面の法線方向から電子顕微鏡観察した結晶ラメラの厚みの平均値が8nm以上であることを特徴とする熱可塑性重合体組成物。
IPC (3件):
C08L 53/00 LLY ,  C08K 3/34 ,  C08L 23/08 LCN

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