特許
J-GLOBAL ID:200903099266090660

圧力容器の製造法とこの製造法により得られる、特に温水器用の圧力容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-542158
公開番号(公開出願番号):特表2000-511120
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】熱可塑性材料または熱硬化性樹脂で作られる圧力容器の製造法。この容器は、第1と第2の容器端部材と、配置随意の中間管状部材で構成されている。上記の容器端部材は、外周シェル(4)と各々1つのドーム(3)を持っている。これらドーム(3)から各容器端部材の開放部へ向かって、幾つかの区画兼負荷配分用壁(5)が延びている。上記の配設随意の中間管状部材は同様な壁(5)を持っている。これらの壁(5)の端部は、上記種々の部材が結合されたとき互いに会合する。壁(5)の間には幾つかのセル(6)が形成される。互いに交わる壁(5)の間には幾つかの交差部が形成される。少なくとも1つの交差部には、ドームの外側から孔(14)を開けることによって終端部が設けられている。この孔(14)は、上記の交差部より大きく、ドーム部材(3)の厚さよりも大きな深さを持っている。
請求項(抜粋):
射出成形法または加圧成形法で製造された第1と第2の容器端部材と押出し法で製造されたことを可とする配設随意の中間管部材とより成る、熱可塑性材料製または熱硬化性樹脂製の圧力容器(1)の製造法であって; 上記の容器端部材は、上記圧力容器の側壁を形成する外周シェル(4)と、結合されると圧力容器(1)の上端部および下端部をそれぞれ形成する各1つのドーム(2または3)とを含み、このドーム(2、3)から各容器端部材の開口部へ向かって上記外周シェル(4)に沿って幾つかの数の相互結合用でかつ負荷配合用の壁(5)が延び、また上記数に対応する数の整合用壁(5)が上記配設随意の中間管部材の一方の開口端から上記管部材の外周シェルに沿って同管部材の他方の端部へ延びて、上記2つの容器端部材が、要すれば両部材間に配設随意の中間管部材を介して結合されると、各部材の各壁(5)の端面が互いに会合し、それら壁(5)相互間に幾つかのセル(6)が形成され、またそれらの壁(5)は、互いに交わる、すなわち結合する壁(5)の相互間に幾つかの交差部を形成するように配置されており、特徴として、少なくとも1個の好ましくはすべての上記交差部(7)は、ドームの外側から孔(14)を形成することによって終端され、上記の孔(14)は、上記交差部(7)の面積よりも大面積であり、かつドーム部材(2、3)の材料厚さよりも大きな深さを有し、圧力容器(1)内のセル(6)相互間には連通用開口(8)が形成されている、熱可塑性材料製または熱硬化性樹脂製の圧力容器の製造法。
IPC (2件):
B29D 22/00 ,  F16J 12/00
FI (2件):
B29D 22/00 ,  F16J 12/00 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 貯湯タンク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-055828   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭58-166192
  • 特表平7-506414

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