特許
J-GLOBAL ID:200903099266996510

恒温機の異常表示制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-231002
公開番号(公開出願番号):特開平5-045043
出願日: 1991年08月19日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 恒温機に発生する異常の原因を容易に判断できるようにする。【構成】 マイクロコンピュータ20が、電動圧縮機11、凝縮器12、絞り13及び蒸発器14からなる冷却装置の断続運転を、温度センサ23により検出された庫内検出温度Tに基づいて繰り返し制御して、庫内温度を設定温度TS に維持する。一方、マイクロコンピュータ20は、過負荷リレー17のオフ、ケースサーモスイッチ25のオフ、庫内温度の異常、温度センサ23のショート及び断線など、恒温機の異常発生を検出して、同異常の種類を表すエラーコードEC1〜EC6をその発生順にRAM20d内に設けた異常データメモリEMEMに記憶し、表示切り替えスイッチ31、アップスイッチ33及びダウンスイッチ34の操作により、前記記憶したエラーコードEC1〜EC6をその発生順に読み出して、本来庫内検出温度Tを表示する表示器27にてエラーコードEC1〜EC6を文字表示する。
請求項(抜粋):
庫内温度を検出する温度センサと、庫内を冷却する冷却装置と、前記温度センサにより検出された庫内温度に基づいて前記冷却装置の作動及び停止を繰り返し制御して庫内温度を予め定めた上限温度と下限温度との間に維持する冷却制御手段と、前記温度センサにより検出された庫内温度を表示する表示手段とを備えた恒温機において、恒温機に発生する複数種類の異常をそれぞれ検出する異常検出手段と、書き込み可能な記憶手段と、前記異常検出手段による異常検出に応答して異常の種類を表す異常データを前記記憶手段に異常の発生順に書き込む書き込み手段と、前記表示手段の庫内温度表示状態を異常表示状態へ切り替える表示切り替え操作スイッチと、前記記憶手段に対する読み出しアドレスを歩進させる歩進操作スイッチと、前記表示手段の表示状態が前記切り替え操作スイッチにより異常表示状態へ切り替えられたとき前記歩進操作スイッチにより歩進されたアドレスに基づいて前記記憶手段内の各異常データを前記発生順に順次読み出すとともに前記表示手段に供給し前記表示手段にて前記異常データに対応した異常種類を表示させる読み出し手段とを設けたことを特徴とする恒温機の異常表示制御装置。
IPC (3件):
F25D 23/00 301 ,  G08B 21/00 ,  G09G 5/22

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