特許
J-GLOBAL ID:200903099272062252
車両用方位計
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-094180
公開番号(公開出願番号):特開平5-107065
出願日: 1988年05月16日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 地磁気方位センサを用いた車両用方位計において、精度の高いセンサ出力の中心座標が得られ、しかも補正のために1周旋回走行をしなくともすむようにする。【構成】 センサ出力をもとに初期仮想値を設定し(ステップ110)、地磁気センサ出力で表される座標値が平均地磁気強度を半径とした円になるという性質から、仮想値の値を目標とする円の方向に変化させながら(ステップ112〜120)、センサの出力値に最も良く近時される出力円の中心座標へ収束させる(ステップ122)。
請求項(抜粋):
地磁気方位センサにより検出される地磁気成分を、水平面上で互いに直交する2方向の成分に分解し、両地磁気成分が示す座標位置へ該位置が含まれるべき出力円の中心座標値から向かう方向に基づいて、車両の走行方位を求める車両用方位計において、車両走行中上記地磁気方位センサから逐次出力される出力値を記憶する出力値記憶手段と、上記記憶された出力値の所定個の平均値を算出することにより上記出力円の中心座標値および半径の仮想値を算出する仮想値算出手段と、上記仮想値に基づいて与えられる出力円の中心座標値と上記逐次出力される出力値との座標上の距離と、上記仮想値に基づいて与えられる出力円の半径との差の累乗の和を算出する累乗和算出手段と、上記累乗和を最小にする仮想値算出のため、各仮想値の修正量を演算する修正量演算手段と、上記各仮想値の修正量がいずれも所定値以下の場合には、そのときの算出仮想値に基づき出力円の中心座標値を補正する中心座標値補正手段と、上記各仮想値の修正量のいずれかが所定値以上の場合、上記演算された修正量と平均地磁気強度に基づき仮想値の修正方向を判別する修正方向判別手段と、上記判別された修正方向と修正量に基づいて仮想値を修正する仮想値修正手段と、を有することを特徴とする車両用方位計。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭59-009510
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特開昭62-294906
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特開昭63-036110
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