特許
J-GLOBAL ID:200903099274021944

インクジェット記録ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-163296
公開番号(公開出願番号):特開2002-355960
出願日: 2001年05月30日
公開日(公表日): 2002年12月10日
要約:
【要約】【課題】インク吐出孔に取り込まれる気泡、インクの凝集物や異物が流路内に滞在するのを防ぎかつ流路内のインクの温度を安定させ、連続印刷しても安定したインク滴の吐出性能を発揮できるインクジェット記録ヘッドを提供する。【解決手段】二列の流路群A,B間にあるインク溜7にインク回収孔9を、流路群Aと枠体5間にあるインク溜6Aにインク供給孔8Aを、流路群Bと枠体5間にあるインク溜6Bにインク供給孔8Bを有するインクジェット記録ヘッド20において、インク供給穴8Aの開口部の総面積をSa、インク供給穴8Bの開口部の総面積をSb、インク回収穴9の開口部の総面積をSj、流路群Aにおける流路2Aの断面積の総和をQa、流路群Bにおける流路2Bの断面積の総和をQbとした時、0.5≦Sa/Qa≦2.5、0.5≦Sj/Qa≦2.5、0.5≦Sb/Qb≦2.5、0.5≦Sj/Qb≦2.5を満足するようにする。
請求項(抜粋):
絶縁基板上に、圧電セラミックスからなる複数の隔壁を並べ、各隔壁間をインクの流路とした流路群を二列並設するとともに、各流路群を包囲する枠体とを備え、上記二列の流路群間に形成される一つの凹部及び上記枠体と各流路群との間に形成される二つの凹部をそれぞれインク溜としてなり、上記各隔壁の側面には駆動用電極を備えた流路部材と、上記流路及びインク溜を覆うように上記流路部材に接合され、各流路と連通するインク吐出孔を備えたノズル板とからなり、上記枠体と各流路群との間に形成される二つのインク溜には各流路群へそれぞれインクを供給するインク供給穴を、上記二列の流路群間に形成される一つのインク溜には各流路群のインクを回収するインク回収穴をそれぞれ備え、一方のインク溜に形成されるインク供給穴の開口部の面積の総和をSa、他方のインク溜に形成されるインク供給穴の開口部の面積の総和をSb、インク回収穴の開口部の面積の総和をSj、一方の流路群を形成する流路をその長手方向に垂直な平面にて切断した時の切断面の面積の総和をQa、他方の流路群を形成する流路をその長手方向に垂直な平面にて切断した時の切断面の面積の総和をQbとした時、0.5≦Sa/Qa≦2.50.5≦Sj/Qa≦2.50.5≦Sb/Qb≦2.50.5≦Sj/Qb≦2.5の関係を満足するようにしたことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Fターム (15件):
2C057AF23 ,  2C057AF42 ,  2C057AG14 ,  2C057AG44 ,  2C057AG72 ,  2C057AP02 ,  2C057AP22 ,  2C057AP23 ,  2C057AP25 ,  2C057AP52 ,  2C057AP53 ,  2C057AP54 ,  2C057AQ06 ,  2C057BA03 ,  2C057BA14

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