特許
J-GLOBAL ID:200903099278360417

油圧緩衝器のバルブ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-147145
公開番号(公開出願番号):特開2000-337422
出願日: 1999年05月26日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 キャビテーションの発生を抑制することができ、スウィッシュ音の発生しにくい緩衝器を提供すること。【解決手段】 内周ポート112Bの入り口側に環状の内周シート部112Dで区画された環状の第1の開口窓112Gを設け、内周シート部の外側には内周シート部と、内周シート部に対向する環状の外周シート部112Cと、内周シート部と外周シート部間に架設した複数の仕切り112Kとで区画された複数の第2の開口窓112Fを設け、第2の開口窓のうちの複数個を外周ポート112Aに連通させ、まず各仕切りには隣接する第2の開口窓同志を連通する周方向オリフィスJを形成し、つぎに周方向オリフィスが形成された第2の開口窓の内周シート部には径方向オリフィスMを形成し、これら周方向オリフィスと径方向オリフィスとを直列に連通させる一方、上記内周シート部と外周シート部と仕切り上に、穴あきリーフバルブ10を開閉自在に配設したこと。
請求項(抜粋):
ピストンロッドに装着されたピストンにより、シリンダ内に上部室と下部室とを区画し、ピストンには上部室と下部室とを連通する第1の外周ポートと第1の内周ポートとを設け、第1の外周ポートの出口側にピストン速度の低速域の減衰力を制御するオリフィスを備えた逆止弁を開閉自在に設け、第1の内周ポートの出口側には伸側減衰弁を開閉自在に設け、ピストンロッドの伸縮に応じて逆止弁と伸側減衰弁を開閉することにより、伸側減衰力を制御するとともに、シリンダの下端部に装着されたバルブケースにより、上記下部室とタンク室に連なる底部室とを区画し、バルブケースには下部室と底部室とを連通する第2の外周ポートと第2の内周ポートとを設け、第2の外周ポートの出口側にピストン速度の低速域の減衰力を制御するオリフィスを備えた吸い込み弁を開閉自在に設け、第2の内周ポートの出口側には圧側減衰弁を開閉自在に設け、ピストンロッドの伸縮に応じて吸い込み弁と圧側減衰弁を開閉することにより、圧側減衰力を制御する油圧緩衝器において、第1,第2の内周ポートの入り口側に環状の内周シート部で区画された環状の第1の開口窓を設け、内周シート部の外側には当該内周シート部と、内周シート部に対向する環状の外周シート部と、内周シート部と外周シート部間に架設した複数の仕切りとで区画された複数の第2の開口窓を設け、当該第2の開口窓のうちの複数個を第1,第2の外周ポートに連通させ、まず各仕切りには隣接する第2の開口窓同志を連通する周方向オリフィスを形成し、つぎに当該周方向オリフィスが形成された第2の開口窓の内周シート部には当該第2の開口窓を第1の開口窓に連通する径方向オリフィスを形成し、これら周方向オリフィスと径方向オリフィスとを直列に連通させる一方、上記内周シート部と外周シート部と仕切り上に、穴あきリーフバルブからなる逆止弁及び吸い込み弁を開閉自在に配設したことを特徴とする油圧緩衝器のバルブ構造。
Fターム (5件):
3J069AA54 ,  3J069DD26 ,  3J069EE02 ,  3J069EE28 ,  3J069EE31

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