特許
J-GLOBAL ID:200903099279687363

流体解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-021362
公開番号(公開出願番号):特開平11-219349
出願日: 1998年02月03日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 流れ場が複雑になると予想される場所や物体が存在する場所を、主格子上に配置された副格子を用いて精度良く解析する際に、従来の方法では、複合格子の修正が的確に出来ない。【解決手段】 主格子生成部1で生成された主格子上に、オブジェクト化した時系列変化境界条件を有する、副格子生成部2で生成された副格子を配置し、時系列に変化する境界条件により副格子の境界条件や物理量等を変更し、変更した境界条件や物理量により副格子格子を時系列境界条件設定部9によって再生成し、複合格子を生成した後、収束に至るまで反復計算を繰り返す。
請求項(抜粋):
解析する空間に主格子を生成する主格子生成部と、前記主格子生成部の生成した主格子とは異なる格子間隔の密な副格子を生成する副格子生成部と、前記主格子上に一部重複して前記副格子を配置する格子配置部と、前記主格子および前記副格子毎に、対応する流体の物理量を、与えられた式および境界条件をもとに計算する流体物理量解析部と、前記流体物理量解析部により算出された圧力分布、速度分布等の流体の物理量と、あらかじめ与えられた、流体の各物理量における物性値や物理法則と、に基づき、前記流体物理量解析部の結果を近似補正する流体物理量補正解析部と、前記流体解析部から流体物理量補正解析部に至る計算を所定の手順で繰り返させる反復計算制御部と、前記主格子と前記副格子との間で必要なデータの授受を行うデータ転送部と、を備えた流体解析装置において、前記格子配置部が、予め作成された前記副格子に付加された接触情報に従って、前記主格子の物体表面へ前記副格子の物体表面を3次元的に一致させる接触判定部を有することを特徴とする流体解析装置。

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