特許
J-GLOBAL ID:200903099290792780

悪路判定装置および悪路判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-290733
公開番号(公開出願番号):特開2001-108702
出願日: 1999年10月13日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 迅速により正確に悪路であるか否かを判定する。【解決手段】 車両の減速度Gに対して複素関数を用いてウェーブレット変換し、その位相θが2πからゼロになる時刻を減速度Gの第1極大値の時刻t1として検出すると共に位相θがπになる時刻を減速度Gの第1極小値の時刻t3として検出する。減速度Gの第1極大値から値0となるまでの第1積分値S1と値0となってから第1極小値までの第2積分値S2とを演算し、その比(S2/S3)の絶対値が閾値より大きいときに悪路と判定する。この判定は、悪路における減速度Gの変化が振動成分に起因することに基づく。第1極小値の時刻までの演算でよいから、迅速に悪路であるか否かを判定することができる。また、ウェーブレット変換を利用して第1極大値の時刻や第1極小値の時刻を検出するから、ノイズなどによる誤検出を防止することができる。
請求項(抜粋):
車両が悪路を走行しているのを判定する悪路判定装置であって、前記車両の減速度を検出する減速度検出手段と、該検出された減速度の第1極大値と、該第1極大値の次に生じる第1極小値とを検出する極大小値検出手段と、該検出された第1極小値が負の値のとき、前記検出された第1極大値から前記減速度が値0となるまでの第1積分値と、該減速度が値0となってから前記第1極小値となるまでの第2積分値とを演算する積分演算手段と、該演算された第1積分値と第2積分値とに基づいて悪路を判定する悪路判定手段とを備える悪路判定装置。
IPC (2件):
G01P 15/00 ,  B60R 21/00
FI (2件):
G01P 15/00 A ,  B60R 21/00 630 D

前のページに戻る