特許
J-GLOBAL ID:200903099298354421

炊飯器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-120971
公開番号(公開出願番号):特開平5-317154
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 静電気などのノイズが回路に侵入することがなく、かつ誤動作を防止しながら、内鍋の有無を検出できるジャー炊飯器を提供する。【構成】 蓋温度検知回路21から入力された蓋の温度とタイマ23から求められる時間とにより温度上昇の大きさを求める蓋温度上昇検知手段25と、その温度上昇の大きさが一定以上になったら鍋無しと判断して炊飯を強制的に終了させる鍋検知手段26とを設けて、内鍋が無くなった際の蓋の温度の急上昇により、鍋無しと判断する。すなわち、鍋の検出スイッチを使用することなく鍋無しを検知しているため、静電気などのノイズが制御回路などへ侵入することがなくなり、ノイズによる制御回路などの誤動作や半導体部品の破壊などは防止され、また、内鍋の上下による鍋無しの誤認の危険性もなくなる。
請求項(抜粋):
炊飯器本体と、この炊飯器本体の上方に設けられた蓋と、この炊飯器本体の内側に格納されて被調理物を入れる内鍋と、この内鍋を加熱する加熱手段と、内鍋の温度を検知することによって被調理物の温度を検知する第1の温度検知手段と、炊飯器本体の上部または蓋の部分の温度を検知する第2の温度検知手段と、時間を計測するタイマと、前記加熱手段の加熱出力を制御して炊飯を制御する炊飯制御手段と、前記第2の温度検知手段から入力された炊飯器本体の上部または蓋の部分の温度と前記タイマより求められる時間より温度上昇の大きさを求める温度上昇検知手段と、その温度上昇の大きさが一定以上になったら鍋無しと判断して炊飯を強制的に終了させる鍋検知手段とを備えた炊飯器。

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