特許
J-GLOBAL ID:200903099301056097

外筒固定装置付き駆動ホイール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-136225
公開番号(公開出願番号):特開平5-306009
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 モーターローラーの組立時の作業行程が簡略化され、簡単な作業行程で構成部品を取り外し修理することが可能であり、しかも、過酷な環境での使用もできる外筒固定装置付き駆動ホイール。【構成】 モーターの回転を内歯歯車、遊星歯車及び太陽歯車からなる減速機構により、内歯歯車の一端部位に形成された内周面に装着する軸受部の軸受に嵌合された従動機を減速し、その従動軸の回転を外筒に伝達する駆動ホイール4において、外筒10の内径に等しい外側面を有する外筒接触部を形成し、その外側面に同心に貫通孔22を形成し、外周部には、半径方向に貫通し且つ平行部36を貫通し螺合部44内に連通する挿入孔24-1,24-2を形成し、螺合部44にはくさびボルトを螺合6させ、くさびボルト6を強く螺合させたときに押し付け棒8-1,8-2の他端が外筒10の内側を強く押圧し固定する機構とした。
請求項(抜粋):
モーターの回転を内歯歯車、遊星歯車及び太陽歯車からなる減速機構により、前記内歯歯車の一端部位に形成された内周面に装着する軸受部の軸受に嵌合された従動機を減速し、その従動軸の回転を外筒に伝達する駆動ホイールにおいて、前記従動軸の一端部位の外周面に前記軸受幅及び前記駆動ホイール中央部と座金の厚さを加算した値よりもいくらか少ない長さを有する平行部を形成し且つその平行部の中心軸に開孔しその内側面に螺合部を刻設し、そして前記平行部を前記軸受に嵌合し、前記駆動ホイールでは、前記外筒の内径に等しい外側面を有する外筒接触部を形成し、その外側面に同心に貫通孔を形成し、その貫通孔を前記平行部に嵌合させるとともに前記外筒の内周面に係合させ、また前記駆動ホイールの外筒接触部の外周部には、半径方向に貫通し且つ前記平行部を貫通し前記螺合部内に連通する挿入孔を形成し、さらに前記螺合部にはくさびボルトを螺合させ、そのボルト螺合部の中央部近傍には、そのボルト先端に向かうほど直径が小さくなる外周面を有し且つ最小径の外周面が前記挿入孔に充分に位置するテーパ部を形成し、そのテーパ部に前記挿入孔から挿入した押し付け棒の一端部を当設させ、前記くさびボルトを強く螺合させたときに前記押し付け棒の他端が前記外筒の内側を強く押圧し固定する機構としたことを特徴とする外筒固定装置付き駆動ホイール。

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