特許
J-GLOBAL ID:200903099305222749

トルクリミッター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048686
公開番号(公開出願番号):特開平5-248448
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 従動側の部材に過負荷がかかったときに駆動側の部材を空転させるトルクリミッターの機能を向上させ、しかも構造を簡略化して部品点数,組み立て工数を節約する。【構成】 操作ダイヤル6の下面に筒状に突出したスリーブ10を一体に設ける。スリーブ10の内面に曲面10aを形成する。カム8の外周に、複数の円筒面を回転対称に並べたカム面8aを形成する。曲面10aとカム面8aとが係合した状態で操作ダイヤル6の回転がカム8に伝達される。カム8の回転が禁止された状態で操作ダイヤル6が回転されると、曲面10aがカム面8aに乗り上げるようにスリーブ10が弾性変形して操作ダイヤル6が空転する。
請求項(抜粋):
回転中心を共通にした駆動部材と従動部材との間に設けられ、通常は駆動部材のトルクを従動部材に伝達し、従動部材に過負荷がかかった状態で駆動部材が回転されたときには駆動部材と従動部材との連動を断って駆動部材を空転させるトルクリミッターにおいて、前記駆動部材及び従動部材を一体成形品で構成し、そのいずれか一方には前記回転中心に関して回転対称となるように複数の凸部を配列した周面をもつカムを一体に形成し、前記部材の他方には、前記周面との対向面に前記凸部がそれぞれ入り込む複数の凹部を有するとともに前記周面から離れる方向に可撓性をもった筒状突出部を一体に形成し、前記凸部と凹部との係合により駆動部材の回転を従動部材に伝達し、従動部材に過負荷がかかった状態で駆動部材が回転したときには前記筒状突出部の弾性変形により前記凸部を凹部から脱出させて駆動部材を空転させることを特徴とするトルクリミッター。
IPC (2件):
F16D 7/02 ,  G03B 17/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-105534

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