特許
J-GLOBAL ID:200903099306082673
多孔質の炭素含有材料の酸化防止方法及びそれによって得られる材料
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-525474
公開番号(公開出願番号):特表平8-511232
出願日: 1995年04月05日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】材料は少なくとも酸化亜鉛の存在によって改質されたガラス含有燐酸塩基材の前駆物質を含む水溶液を含浸させ、乾燥後熱処理して改質された燐酸塩系ガラス含浸基材により構成される内部酸化保護を行う。この前駆物質は、酸化亜鉛を含むガラス改質用酸化物と無水燐酸を必須成分とするガラス形成用酸化物とのモル比が少なくとも0.6、好ましくは0.9と、ガラス含浸燐酸塩基材に対する水分による腐食に耐性を与えるに充分なほど高いガラス含有基材を形成するように水溶液中に導入される。この溶液はまず、メタ燐酸ナトリウムまたはトリメタ燐酸ナトリウムのようなポリ燐酸塩を水に溶解し、硝酸または硫酸亜鉛のような少なくとも1つの亜鉛塩を含む改質用酸化物のための前駆物質塩の必要量を、沈殿を形成することなく、安定な錯体形成により、続いて溶解させるようにして形成される。
請求項(抜粋):
多孔質の炭素含有材料の、酸化および炭素の触媒酸化に対し耐性を有する保護を行うにあたり、 少なくとも酸化亜鉛の存在によって改質されたガラス含有燐酸塩基材前駆物質を含む水溶液を調製する工程と、 上記多孔質材料を上記水溶液に浸漬させ、上記材料の接近可能な細孔スペースに浸透させる工程と、 上記浸漬した材料を乾燥する工程と、 熱処理を行い、上記改質されたガラス含有燐酸塩基材により構成される酸化に対して保護を行う内部被膜を形成する工程からなる方法であって、 上記前駆物質が上記水溶液に導入されてガラス含有基材を形成可能で、その基材では酸化亜鉛からなるガラス改質用酸化物と無水燐酸塩を必須成分とするガラス形成用酸化物とのモル比が上記ガラス含有燐酸塩基材上の水分による腐食に対し耐性を与えるに充分な程高く、 さらに上記水溶液はまず水にポリ燐酸塩を溶解することにより形成され、それにより少なくとも1つの亜鉛塩を含む改質用酸化物の必要量を溶解させ、沈殿を生ずることのない、安定な溶液を形成する多孔質炭素含有材料の保護方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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