特許
J-GLOBAL ID:200903099326038263

芳香族ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-068031
公開番号(公開出願番号):特開平9-255771
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 エステル交換法による芳香族ポリカーボネートの製造方法において、凝縮器の内部や排気管へのフェノール等による固着及び閉塞トラブルが無く、真空吸気能力を低下することなく、着色のない芳香族ポリカーボネートを長時間分子量一定に連続的に製造することが可能な、工業的に好ましい製造方法を提供する。【解決手段】 エステル交換法による芳香族ポリカーボネートの製造方法において、真空ポンプとして湿式真空ポンプを用い、該湿式真空ポンプ中の封液に含まれる芳香族モノヒドロキシ化合物濃度を1重量%以上に保ちながら、該湿式真空ポンプより、封液を連続的に又はバッチ的に抜き出す芳香族ポリカーボネートの製造方法。
請求項(抜粋):
芳香族ジヒドロキシ化合物とジアリールカーボネートから、エステル交換法により副生する芳香族モノヒドロキシ化合物を真空ポンプを用いて減圧下に抜き出しながら芳香族ポリカーボネートを製造するにあたり、真空ポンプとして湿式真空ポンプを用い、該湿式真空ポンプの封液中に重合器で副生する芳香族モノヒドロキシ化合物の全量または一部を溶解及び/または混合させて芳香族モノヒドロキシ化合物の封液中の濃度を1重量%以上に保ちながら、上記湿式真空ポンプより封液を連続的にまたはバッチ的に抜き出すことを特徴とする芳香族ポリカーボネートの製造方法。

前のページに戻る