特許
J-GLOBAL ID:200903099326305415

放射性廃棄物収納容器の緩衝材ライニング製作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-124158
公開番号(公開出願番号):特開平10-319190
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 多数の緩衝材ブロックを敷き詰めたり、積み上げたりすることなく、処分容器を簡単に且つ安定して緩衝材により被包し得るようにした新規な構造の放射性廃棄物収納容器を実現する。【解決手段】 容器本体1内に充填した緩衝材の原料粉末の充填層上面に凹部を形成し、該凹部に入り込む房部を備えた伸縮自在な液密性の隔膜により容器本体1の上部を閉塞し、これを圧力容器内に入れて流体圧を等方的に加え充填層により容器本体1と一体化した緩衝材ライニング基礎体を圧縮成形し、切削加工により平坦な上面10a及び収納空間5を形成して緩衝材ライニング10とする。そして、放射性廃棄物を収納した処分容器4を収納空間5に挿入し、緩衝材ブロック11により収納空間5を閉塞し、その上面を上蓋7により被覆して収納容器9を密封する。
請求項(抜粋):
上部を開口した容器本体と、該容器本体の内側に一体的に設けられ且つ容器本体の上端より低い位置を上面として該上面の略中央位置に下方向きに延びる収納空間を形成した緩衝材ライニングと、該緩衝材ライニングの上面に設置されて収納空間を閉塞する単一の緩衝材ブロックと、該緩衝材ブロックの上面を被覆して容器本体の上端に接合される上蓋とを備えた放射性廃棄物収納容器の緩衝材ライニング製作方法であって、容器本体内に緩衝材の原料粉末を充填し、該原料粉末の充填層上面における略中央位置から下方向きに延びる凹部を形成し、該凹部に入り込む房部を備えて前記充填層の表層形状に沿うように形成された伸縮自在な液密性の隔膜により前記容器本体の上部を閉塞し、該容器本体を圧力容器内に入れて流体圧を等方的に加え前記充填層により容器本体と一体化した緩衝材ライニング基礎体を圧縮成形し、次いで、前記隔膜を撤去した後に前記緩衝材ライニング基礎体の凹部周囲の上層部分を切削加工して容器本体の上端より低い位置で平坦な上面を形成すると共に、放射性廃棄物を収納した処分容器の外形に略合致するよう前記凹部の内側表面を切削加工して収納空間を形成することを特徴とする放射性廃棄物収納容器の緩衝材ライニング製作方法。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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