特許
J-GLOBAL ID:200903099326738940

燃料電池用改質装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-132810
公開番号(公開出願番号):特開平8-002901
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 反応温度の均一化をより低コストな構成で達成する。【構成】 改質触媒6が充填され且つ上下方向に向けて配置された反応管2の外壁面に沿って加熱室10を形成するとともに、該加熱室10の下方位置に燃焼器7を備えた燃料電池用改質装置において、該加熱室10内に、加熱により熱輻射を行う熱輻射部材20を配置するとともに、該熱輻射部材20の形状を、加熱ガス下流側ほど上記反応管2との形態係数が大きくなるように設定する。かかる構成とすることで、形態係数が大きい加熱ガス下流側においては形態係数が小さい加熱ガス上流側よりも熱輻射部材20からの輻射伝熱量が大きくなり、熱伝達による温度勾配が是正され、改質触媒6の温度は原料ガスの流れ方向において可及的に均一化され、改質反応室5内における原料ガスの改質反応の反応効率が向上することになる。
請求項(抜粋):
改質触媒(6)が充填され且つ上下方向に向けて配置された反応管(2)の外壁面に沿って加熱室(10)を形成するとともに、該加熱室(10)の下方位置に燃焼器(7)を備え、該燃焼器(7)により生成された加熱ガスを上記加熱室(10)に対してその下端側から上端側へ向けて流通させて上記反応管(2)内の上記改質触媒(6)を加熱し、上記反応管(2)内に供給される原料ガスを改質反応により改質して改質ガスを得るようにした燃料電池用改質装置であって、上記加熱室(10)内に、加熱により熱輻射を行う熱輻射部材(20)を配置するとともに、該熱輻射部材(20)の形状を、加熱ガス下流側ほど上記反応管(2)との形態係数が大きくなるように設定したことを特徴とする燃料電池用改質装置。
IPC (2件):
C01B 3/38 ,  H01M 8/06

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