特許
J-GLOBAL ID:200903099328426031

高い透過性を有する吸水性ポリマー粒子の重合による製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  杉本 博司 ,  高橋 佳大 ,  星 公弘 ,  二宮 浩康 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-519941
公開番号(公開出願番号):特表2009-543922
出願日: 2007年07月12日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
吸水性ポリマー粒子を、 a)少なくとも1つの水溶性のエチレン性不飽和モノマー、 b)少なくとも1つの架橋剤、 c)少なくとも1つの開始剤、 d)水 を含有するモノマー溶液の液滴を該液滴を取り囲む気相中で重合させることによって製造する方法において、前記モノマー溶液中に水不溶性の無機塩が懸濁されており、かつ前記ポリマー粒子が少なくとも150μmの平均直径を有することを特徴とする方法。 請求項1に記載の方法において、モノマーa)が少なくとも1つの酸基を有することを特徴とする方法。 請求項2に記載の方法において、モノマーa)の酸基が、少なくとも部分的に中和されていることを特徴とする方法。 請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法において、モノマーa)が少なくとも50モル%までアクリル酸であることを特徴とする方法。 請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法において、ポリマー粒子が、少なくとも200μmの平均直径を有することを特徴とする方法。 請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法において、ポリマー粒子の少なくとも90質量%が、100〜800μmの直径を有することを特徴とする方法。 請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法において、キャリヤーガスを反応室中に流すことを特徴とする方法。 請求項7に記載の方法において、反応室を出て行くキャリヤーガスを、1回の通過後に、少なくとも部分的に返送することを特徴とする方法。 請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法において、キャリヤーガスの酸素含有率が0.001〜0.15容量%であることを特徴とする方法。 請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法において、得られるポリマー粒子を、少なくとも1つの更なる方法工程において乾燥及び/又は後架橋させることを特徴とする方法。 請求項1から10までのいずれか1項に記載の方法により製造できる吸水性ポリマー粒子。 少なくとも0.84の平均球形度を有し、0.005質量%未満の疎水性溶剤の含有率を有し、かつ少なくとも5×10-7cm3s/gの透過性を有する吸水性ポリマー粒子。 請求項12に記載のポリマー粒子であって、該ポリマー粒子が少なくとも10g/gの遠心保持能力を有することを特徴とするポリマー粒子。 請求項12又は13に記載のポリマー粒子であって、該ポリマー粒子が少なくとも200μmの平均直径を有することを特徴とするポリマー粒子。 請求項12から14までのいずれか1項に記載のポリマー粒子であって、該ポリマー粒子の少なくとも90質量%が、100〜800μmの直径を有することを特徴とするポリマー粒子。 請求項12から15までのいずれか1項に記載のポリマー粒子であって、該ポリマー粒子が少なくとも部分的に、重合された酸基を有するモノマーa)からなることを特徴とするポリマー粒子。 請求項16に記載のポリマー粒子であって、重合されたモノマーa)の酸基が、少なくとも部分的に中和されていることを特徴とするポリマー粒子。 請求項16又は17に記載のポリマー粒子であって、モノマーa)が少なくとも50モル%までアクリル酸であることを特徴とするポリマー粒子。 請求項11から18までのいずれか1項に記載のポリマー粒子であって、該ポリマー粒子が水不溶性の無機塩を含有することを特徴とするポリマー粒子。 請求項11から19までのいずれか1項に記載のポリマー粒子を衛生製品の製造のために用いる使用。 請求項11から19までのいずれか1項に記載のポリマー粒子を含有する衛生製品。
請求項(抜粋):
吸水性ポリマー粒子を、 a)少なくとも1つの水溶性のエチレン性不飽和モノマー、 b)少なくとも1つの架橋剤、 c)少なくとも1つの開始剤、 d)水 を含有するモノマー溶液の液滴を該液滴を取り囲む気相中で重合させることによって製造する方法において、前記モノマー溶液中に水不溶性の無機塩が懸濁されており、かつ前記ポリマー粒子が少なくとも150μmの平均直径を有することを特徴とする方法。
IPC (7件):
C08F 2/44 ,  C08F 20/06 ,  C08K 3/00 ,  C08L 33/02 ,  B01J 20/26 ,  A61F 13/49 ,  A61F 13/53
FI (6件):
C08F2/44 A ,  C08F20/06 ,  C08K3/00 ,  C08L33/02 ,  B01J20/26 D ,  A41B13/02 D
Fターム (60件):
3B200AA01 ,  3B200AA03 ,  3B200BA01 ,  3B200BB18 ,  3B200CA02 ,  3B200CA11 ,  3B200DB01 ,  3B200DB02 ,  3B200DB17 ,  3B200DB19 ,  3B200EA05 ,  4G066AB07A ,  4G066AB23A ,  4G066AC17B ,  4G066BA09 ,  4G066BA20 ,  4G066BA38 ,  4G066CA43 ,  4G066FA07 ,  4G066FA33 ,  4G066FA37 ,  4J002BG011 ,  4J002BH021 ,  4J002DG056 ,  4J002DH046 ,  4J002FD206 ,  4J002GC00 ,  4J002GK01 ,  4J002GT00 ,  4J011AA05 ,  4J011PA09 ,  4J011PA10 ,  4J011PB40 ,  4J011PC02 ,  4J011PC08 ,  4J011PC15 ,  4J100AJ02P ,  4J100AJ08P ,  4J100AJ09P ,  4J100AK08P ,  4J100AL03Q ,  4J100AL62Q ,  4J100AL63Q ,  4J100AL66Q ,  4J100AL80Q ,  4J100AM24Q ,  4J100AN13Q ,  4J100AS23Q ,  4J100BA02Q ,  4J100BC75Q ,  4J100CA01 ,  4J100CA03 ,  4J100DA38 ,  4J100EA05 ,  4J100FA03 ,  4J100FA19 ,  4J100FA47 ,  4J100GC25 ,  4J100JA11 ,  4J100JA19
引用特許:
審査官引用 (1件)

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