特許
J-GLOBAL ID:200903099329531424

フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-011835
公開番号(公開出願番号):特開平7-218980
出願日: 1994年02月03日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 先羽根群の覆い羽根を中間板によって傷付けることなく、且つ後羽根群のスリット形成羽根を中間板の開口端縁に衝突させないようにしたカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供すること。【構成】 基板1,中間板9,補助基板11が順に重ねられている。先羽根群4が露光終了時に重畳される位置に中間板9と接するようにして薄板12が配置されている。中間板9に設けられた略長方形の開口端縁の一辺には傾斜部9bが形成され先羽根群の走行路に張り出している。しかし、先羽根群4の覆い羽根4eは、薄板12が所定の厚さをしているため、その走行中に傾斜部9bに接触しないようになされている。後羽根群は、各羽根の長手方向の先端部が後羽根押え板8と中間板9の間に配置されているが、走行時にスリット形成羽根が変形され撓んでも、走行方向の先端縁が傾斜部9bに導かれ下方へ順調に走行するようになされている。
請求項(抜粋):
夫々露光開口形成用の略長方形の開口端縁を設けておりそれらの開口端縁が重なるようにして順に配置されている第1基板,中間板,第2基板と、スリット形成羽根と覆い羽根とを有し第2基板と中間板との間に配置されている先羽根群と、スリット形成羽根と覆い羽根とを有し第1基板と中間板との間に配置されている後羽根群とを備え、中間板に設けられた前記開口端縁のうち各羽根群の走行方向に形成されている開口端縁の少なくとも一部を第2基板側に張り出した傾斜部とし、また露光開口からみて前記傾斜部より外側において先羽根群のうち最も中間板側の羽根と摺接するようにして薄板を配置したことを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。

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