特許
J-GLOBAL ID:200903099330925282

窒素化合物イオンの高感度測定法及びそのための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 功 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-289515
公開番号(公開出願番号):特開平11-125600
出願日: 1997年10月22日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 窒素化合物イオンの高感度測定法及びそのための装置を提供する。【解決手段】 河川水等の試料中のアンモニウムイオン、硝酸イオン及び亜硝酸イオンをアンモニアとなし、ガス透過膜を有する反応室内において該アンモニアとガス透過膜を隔てて反応室内に流入する蛍光反応試薬とを反応させて蛍光物質を形成させ、この反応液の蛍光強度変化を測定し、応答値を検量線に照合して上記窒素化合物イオンの濃度を測定する。反応室に流入する前に試料を還元性金属と接触させれば上記のアンモニアへの変換が確実になる。主たる所要機器はフローセル付き蛍光検出器とインテグレーターのみである。【効果】 従来の吸光光度法と比較して操作が極めて簡便であり、感度が高く且つ所要時間が極めて短く、イオンクロマトグラフィー法と比較する場合に測定機器が廉価である。
請求項(抜粋):
ガス透過性膜を備えた反応室に蛍光反応試薬を導き、一方キャリアーとしての緩衝液に試料溶液を混入し、試料溶液中のアンモニウムイオン、硝酸イオン及び亜硝酸イオンをアンモニアに変じた上で上記の反応室に導き上記のガス透過性膜を経てアンモニアと蛍光反応試薬とを反応させ、生成した蛍光物質の蛍光を検出し、蛍光強度の時間的変化を測定し、この測定値と上記のイオン濃度との関係を示す検量線に照合することを特徴とする、窒素化合物イオンの高感度測定法。
IPC (2件):
G01N 21/78 ,  G01N 31/00
FI (2件):
G01N 21/78 C ,  G01N 31/00 H

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