特許
J-GLOBAL ID:200903099332547790

電圧形PWMコンバータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-136870
公開番号(公開出願番号):特開平8-009646
出願日: 1994年06月20日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】本発明は、電源から負荷側に電力を供給したり、負荷側の慣性エネルギー等を電源側へ回生する機能を有した電圧形PWMコンバータの制御装置に関し、その目的は、電源電流の直流分により生じる電源用トランスや交流リアクトルの直流偏磁を抑制する電圧形PWMコンバータ制御装置を提供することにある。【構成】電源電流の各相の直流分を積分する手段を設け、この直流分積算量に比例した出力を相電圧指令補正量とし、この補正量を電源電流の有効パワー分電流指令値Iq*に検出値Iqが一致し、無効パワー分電流Idが零になるように出力される三相交流のコンバータ入力電圧指令に加算後、最終的な相電圧指令としてコンバータをPWM制御する。
請求項(抜粋):
三相電源とPWMコンバータとの間に、交流リアクトルを接続すると共に、PWMコンバータと負荷との間に平滑コンデンサを接続した電圧形PWMコンバータを制御する制御装置において、前記平滑コンデンサ電圧の指令値と検出値が一致するように有効パワー分電流Iq*を出力する手段と、前記交流リアクトル電流を、二軸の回転座標軸成分に分解し、有効パワー分電流Iq と無効パワー分電流Idを検出する手段と、前記有効パワー分電流の指令値Iq*に検出値Iqが一致し、無効パワー分電流Id が零になるように、基本となるコンバータ入力電圧ベクトルの回転座標成分Vqx,Vdxを出力する手段と、このVqx,Vdxを三相の固定座標成分に変換し、基本となる相電圧指令Vux,Vvx,Vwxを出力する手段と、前記交流リアクトル電流の直流分を積分又は、1次遅れ補償して直流分積算量sigΔIr,sigΔIs,sigΔItを出力する手段と、この直流分積算量に比例した相電圧指令補正量ΔVu,ΔVv,ΔVw を出力する手段を具備し、前記基本となる相電圧指令Vux,Vvx,Vwxと、前記相電圧指令補正量ΔVu,ΔVv,ΔVwを各相毎、加算した出力Vu*,Vv*,Vw*を最終的な相電圧指令としてPWM制御することを特徴とした電圧形PWMコンバータの制御装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-241366
  • 特開昭62-123963
  • 特開昭63-224671
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-241366
  • 特開昭62-123963
  • 特開昭63-224671

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