特許
J-GLOBAL ID:200903099342353829

微粉砕用竪型ミル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-260253
公開番号(公開出願番号):特開平6-106086
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 微粉砕用竪型ミルに係り、製品である微粉体の回収率の向上を図る。【構成】 ケーシング内に、旋回テーブルとその上面に圧接・転動させられて原料粉粒体を粉砕する粉砕ローラとからなる粉砕手段と、ケーシング内に上昇する気流を発生させ粉砕された粉体を舞い上げ回収する回収手段と、舞い上げられた粉体のうちの微粉体のみを分級羽根によって分級する回転式分級機よりなる分級手段とを配設してなり、粉砕ローラの近傍に、生成された粉体を上方に吹き上げる吹上ノズルと、吹き上げられた粉体を衝突させることにより分散させる衝突板とが設けられており、粉砕ローラと旋回テーブルとの圧接によって押し固められた粉体塊内の微粉体をも回収する。
請求項(抜粋):
原料粉粒体を投入する原料供給口を有し直立筒状に形成されるケーシング内に、原料供給口の下方に配され前記原料粉粒体を粉砕する粉砕手段と、該粉砕手段によって生成された粉体を上方に舞い上げて回収する回収手段と、粉砕手段の上方に配され舞い上げられた粉体を分級する分級手段とを設けてなり、前記粉砕手段は、投入された原料粉粒体を載置して水平旋回させる旋回テーブルと、該旋回テーブルの上面に圧接させられるとともに旋回テーブルの旋回に伴って旋回テーブルの上面を転動させられることにより旋回テーブルとの間に原料粉粒体を噛み込んで粉砕する粉砕ローラとを具備し、前記回収手段は、旋回テーブルの下方に位置する吸気部と、ケーシングの上部に設けられ吸気部から取入れた空気を排出する微粉回収部とを具備し、前記分級手段は、前記微粉回収部の前段に配され回転させられる分級羽根により前記粉体のうちの微粉体のみを微粉回収部に吸引させるべく選択的に分離する回転式分級機よりなり、前記粉砕ローラの近傍には、該粉砕ローラによって生成された粉体を上方に吹き上げる吹上ノズルと、該吹上ノズルの上方に配され吹き上げられた粉体を衝突させることにより分散させる衝突板とが設けられていることを特徴とする微粉砕用竪型ミル。

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