特許
J-GLOBAL ID:200903099356310588
車両用液圧ブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長瀬 成城
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-035081
公開番号(公開出願番号):特開平5-000654
出願日: 1991年02月06日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】アンチスキッド制御時に液圧ポンプで汲み上げた圧液を新たに設けた蓄圧器に貯えておき、トラクションコントロール時にはこの蓄圧器からの圧液を利用してアンチスキッド用の液圧ポンプによっても車輪のスリップを解消できるようにして装置の小型軽量化を図る。【構成】トラクションコントロールのための油圧回路は蓄圧器7とセレクトバルブ8とから成り、蓄圧器とセレクトバルブはカットバルブ2、ホールドバルブ3、ディケイバルブ5と並列に配置されている。蓄圧器は蓄圧側とは反対側にマスタシリンダの液圧が作用するようにしてあり、また、蓄圧器の蓄圧側とセレクトバルブとの間の管路は、チェックバルブ11を介してカットバルブとホールドバルブとの間の管路に接続されている。セレクトバルブは液圧ポンプ6の吸入口に接続されるとともに、チェックバルブ12を介して液圧ポンプの吐出口に接続されている。
請求項(抜粋):
車輪のスキッドを解消するためにブレーキシリンダのブレーキ液を液圧ポンプを介してマスタシリンダに還流させるべく構成したアンチスキッド用油圧回路に、蓄圧器とセレクトバルブとからなるトラクションコントロール用油圧回路をアンチスキッド用油圧回路と並列に配置し、アンチスキッド制御時に液圧ポンプからの吐出圧を前記蓄圧器に蓄圧し、トラクションコントロール時には前記セレクトバルブを介してこの蓄圧器から蓄圧したブレーキ液を液圧ポンプの吸入口に供給できるようにしたことを特徴とする車両用液圧ブレーキ装置。
IPC (2件):
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