特許
J-GLOBAL ID:200903099361482915

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-224008
公開番号(公開出願番号):特開平11-056847
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】本発明は、被検体内に超音波パルスを送波し被検体内で反射した超音波を受信して被検体内に延びる走査線に沿う複数の観測点の超音波反射情報を担う受信信号を得る過程を複数の走査線について順次繰り返すことにより被検体内部の画像を生成する超音波診断装置、詳細には、その過程を同一の走査線について複数回繰り返し、その間に得られた受信信号に基づいて、被検体内部の、その走査線に沿う複数の観測点それぞれの動きを検出する機能を備えた超音波診断装置に関し、パワードプラにおけるホワイトノイズを低減し、そのホワイトノイズに埋もれるような微弱な血流をも描出する。【解決手段】血流パワーと血流速度とに基づいて、所定の高速度かつ所定の低パワーの成分が抑制された修正パワーを求めるパワー修正部178を備えた。
請求項(抜粋):
被検体内に超音波パルスを送波し被検体内で反射した超音波を受信して、被検体内に延びる走査線に沿う複数の観測点の超音波反射情報を担う受信信号を得る過程を同一の走査線について複数回繰り返し、該過程を同一の走査線について複数回繰り返す間に得られた受信信号に基づいて、被検体内部の、該走査線に沿う複数の観測点それぞれの動きを検出する超音波診断装置において、前記受信信号を直交検波することにより直交検波信号を生成する直交検波部と、同一の走査線について前記過程を複数回繰り返す間に得られた直交検波信号に基づいて、該直交検波信号の、1つの観測点につき複数の信号成分の所定の低周波分を複数の観測点それぞれについて抑制するフィルタリング処理を実行することによりフィルタリング信号を生成するMTIフィルタと、前記フィルタリング信号に基づいて複数の観測点それぞれについて自己相関演算を実行することにより自己相関信号を生成する自己相関演算部と、前記自己相関信号に基づいて複数の観測点それぞれの動きの速度をあらわす速度信号を生成する速度演算部と、前記フィルタリング信号および前記自己相関信号のうちの少なくとも一方の信号に基づいて、前記複数の観測点それぞれのパワーをあらわすパワー信号を生成するパワー演算部と、前記パワー信号と前記速度信号とに基づいて所定の高速度かつ所定の低パワーの成分が抑制された修正パワー信号を生成するパワー修正部とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/06 ,  G01B 17/00
FI (2件):
A61B 8/06 ,  G01B 17/00 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
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