特許
J-GLOBAL ID:200903099367757932

スピンドル装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-116048
公開番号(公開出願番号):特開平5-309545
出願日: 1992年05月08日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】ベアリングの内輪をスピンドル軸の剛性を充分に確保しつつ効率よく冷却することができると共に、その冷却構造を比較的簡略なものとすることができ、さらには、ベアリングの耐久性を向上させることができるスピンドル装置を提供する。【構成】工具ホルダー2aを着脱自在に挿着したスピンドル軸1をベアリング5を介してハウジング3に回動自在に支承したスピンドル装置である。スピンドル軸1の外周面に螺旋溝37を形成し、この螺旋溝37を被覆して筒体40をスピンドル軸1に焼きばめ等により挿着した。スピンドル軸1は筒体40を介してベアリング5の内輪に軸支されている。螺旋溝37には、スピンドル軸1の内部に形成した冷却液供給路41を介して冷却液が供給され、この冷却液は冷却液排出路42を介して工具ホルダー2aの加工液供給路に排出される。
請求項(抜粋):
先端部に工具ホルダーを着脱自在に挿着可能なスピンドル軸と、該スピンドル軸の外周部を被包するハウジングと、該ハウジングにスピンドル軸の外周部を回動自在に支承すべく前記ハウジングの内部に設けられたベアリングとを備えたスピンドル装置において、前記ベアリングにより支承される前記スピンドル軸の外周面にその後部側から先端部側に向かって螺旋状に形成された螺旋溝と、該螺旋溝を被覆して前記スピンドル軸の外周面に固着された筒体と、前記スピンドル軸の外部から前記螺旋溝に冷却液を供給すべく前記螺旋溝の後端部からその後方に前記スピンドル軸の内部を通って形成された冷却液供給路と、前記螺旋溝に供給される冷却液を前記スピンドル軸の外部に排出すべく前記螺旋溝の先端部からその前方に前記スピンドル軸の内部を通って形成された冷却液排出路とを備え、前記スピンドル軸が前記筒体を介して前記ベアリングの内輪に軸支されていることを特徴とするスピンドル装置。
IPC (2件):
B23Q 11/12 ,  B23Q 11/10

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