特許
J-GLOBAL ID:200903099372085640

二方向テーパクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-327004
公開番号(公開出願番号):特開2001-140896
出願日: 1999年11月17日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 適用範囲の広い組付けの容易な二方向テーパクラッチを提供することである。【解決手段】 外輪1の内部に、軸2を支持する軸受3と、保持器4と、操作板5とを組込む。操作板5を抜け止めして各部品をユニット化し、その操作板5に向けて保持器4を押圧する弾性部材10を設ける。保持器4に形成されたポケット13に円すいころ14を組込み、外輪1の内周にはその円すいころ14の一部が嵌り込むカム溝15を形成する。カム溝15を円周方向の中央部で深く、両端に至るに従って浅くなり、かつ軸方向に傾斜するテーパ状とする。操作板5の回転操作により保持器4を軸方向に移動させ、カム溝15の内面および軸2の外周面に対する円すいころ14の係合を解除して、外輪1と軸2の相対的な正逆両方向の回転を自由とする。弾性部材10の押圧による保持器4の軸方向の移動により円すいころ14をカム溝15の内面および軸2の外周面に係合させて外輪1と軸2とをロックする。
請求項(抜粋):
外輪の内部に、その外輪をその内側に挿入される軸に対して相対的に回転自在に支持する軸受と、外部からの操作によって設定角度回動される操作板と、その操作板と前記軸受との間で移動可能な保持器とを組込み、この保持器を操作板に向けて押圧する弾性部材を設け、その保持器に形成された複数のポケットのそれぞれに、小端面が前記操作板側に位置する円すいころを組込み、前記外輪の内周面には前記各ポケットと対向する位置にカム溝を形成し、そのカム溝を円周方向の中央で深く、両端に向けて次第に浅くなり、かつ円すいころが内面と線接触する状態で円すいころの内接円が円筒面を形成するよう軸方向に傾斜するテーパ状とし、前記操作板と保持器の対向部間に、その操作板の回転運動を保持器の軸方向への移動に変換するカム手段を設けた二方向テーパクラッチ。
Fターム (9件):
3J101AA16 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA02 ,  3J101FA46 ,  3J101GA60

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