特許
J-GLOBAL ID:200903099374548958

能動的波動低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-184448
公開番号(公開出願番号):特開平8-050490
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 ノイズを少なくし、追従性に優れるマフラ消音装置を提供する。【構成】 エンジン側に設けられた一次騒音集音マイク22と、排気口側に設けられた残留騒音検出用マイク23と、相殺音発生用スピーカ24と、エンジンの排気風の温度を検出する温度センサ25と、可変フィルタ部3と、アンチノイズ信号生成部4とを有している。可変フィルタ11は、伝搬騒音と相殺音が干渉するマフラ内の発音位置21aでのマフラ21の伝搬特性による位相遅延角度を大略補正するように、そのフィルタ係数が変化される。したがって、アンチノイズ信号生成部4は位相の微調整だけを行うだけで良いので、演算時間が短縮され、追従性が向上する。
請求項(抜粋):
伝搬波動に関する基準波動を検出する基準波動検出手段(22)(37)と、伝搬波動に対する相殺波動をアンチノイズ信号に基づいて発生する相殺波動発生手段(24)(34)と、伝搬波動と相殺波動の干渉によって残った残留波動を検出する残留波動検出手段(23)(36)と、残留波動のエネルギーが最小になるようなアンチノイズ信号を生成するアンチノイズ信号生成手段(4)とを備え、波動源に起因する波動を低減する能動的波動低減装置において、基準波動検出手段(22)(37)からの基準信号が入力され、伝搬波動と相殺波動が干渉する干渉点(2)(21a)(34a)での伝搬経路(1)(21)(35)による位相遅延角度を理論的な直線位相特性により大略補正するとともに、対象波動以外の波動成分をカットする可変フィルタ手段(3)を設け、その可変フィルタ手段(3)の出力に基づいて前記アンチノイズ信号生成手段(4)がアンチノイズ信号を生成することを特徴とする能動的波動低減装置。
IPC (3件):
G10K 11/178 ,  F01N 1/00 ,  H03H 21/00

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