特許
J-GLOBAL ID:200903099374845391
停車維持機能を有する液圧ブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200632
公開番号(公開出願番号):特開平10-044949
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】停車維持機能を有する安価な液圧ブレーキ装置を得る。【解決手段】アンチロック制御が実行可能な液圧ブレーキ装置の、第1電磁開閉弁30および第2電磁開閉弁32を共に閉状態としてフロントホイールシリンダ26のブレーキ液圧を保持させることにより、停車維持制御を安価に実現する。停車維持制御の実行開始条件は、例えば、車両が停車しており、かつブレーキペダルが操作されていることとする。停車維持制御を終了させる条件は、操縦者により車両を発進させる操作が行われることや、操縦者によって意識的に停車維持制御を終了させる操作が行われることとする。これらの条件は、車両がオートマチックトランスミッション車であるかマニュアルトランスミッション車であるかによって変更することが望ましい。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材の操作に応じた液圧を発生させるマスタシリンダと、リヤホイールシリンダの作動により後輪の回転を抑制するリヤブレーキと、フロントホイールシリンダの作動により前輪の回転を抑制するフロントブレーキと、前記マスタシリンダと前記リヤホイールシリンダとを接続する第1主通路に互いに直列にかつマスタシリンダに近い側から順に設けられた第1電磁開閉弁および第2電磁開閉弁と、前記第1主通路の前記第1電磁開閉弁と前記第2電磁開閉弁との間の部分から分岐して前記フロントホイールシリンダに接続された第2主通路と、リザーバ通路により、前記第1主通路の前記第2電磁開閉弁と前記リヤホイールシリンダとの間の部分に接続されたリザーバと、そのリザーバと前記第1主通路の前記第1電磁開閉弁と前記第2電磁開閉弁との間の部分とを接続するポンプ通路に設けられ、リザーバからくみ上げたブレーキ液を第1主通路に供給するポンプと、前記リザーバ通路に設けられた第3電磁開閉弁と、前記第1主通路の前記第1電磁開閉弁および前記第2電磁開閉弁を直列に含む部分をバイパスして前記リヤホイールシリンダと前記マスタシリンダとを接続するバイパス通路に設けられ、リヤホイールシリンダからマスタシリンダへのブレーキ液の流れは許容するが逆向きの流れは阻止する逆止弁と、制動時における前記前輪と前記後輪とのスリップ状態が適正状態になるように前記第1,第2および第3電磁開閉弁を制御するアンチロック制御手段と、停車維持制御の開始条件が成立したことを検出し、停車維持開始条件成立信号を発する停車維持開始条件成立検出手段と、その停車維持開始条件成立検出手段が発する停車維持開始条件成立信号に応じて前記第1電磁開閉弁と前記第2電磁開閉弁とを共に閉状態に保つことにより、前記フロンホイールシリンダの液圧を保持する停車維持制御手段とを含むことを特徴とする停車維持機能を有する液圧ブレーキ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60T 7/12 A
, B60T 8/58 Z
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