特許
J-GLOBAL ID:200903099377352973

光学ガラスの成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-322078
公開番号(公開出願番号):特開2000-154025
出願日: 1998年11月12日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】 白金または白金合金製のノズル本体の外周面に溶融ガラスに対する濡れ性を低下させるための金コート層を形成したノズルチップを用いることにより、重量及び形状が揃い、脈理や結晶等の欠陥を持たない高品質のガラス成形品を安定した状態で製造することができる。【解決手段】 流出パイプ2の先端にノズルチップ1を固定的に連結して、内部の通路2aから1aに溶融ガラスを供給すると、ノズルチップ1から溶融ガラスが受け型7に滴下または流下されて、その型面7aの形状に沿った形状となるように成形される。このノズルチップ1を白金または白金合金からなるノズル本体10と、このノズル本体10の外周面にのみ形成される金(Au)コート層11とから構成することによって、ノズルチップ1の外周面に溶融ガラスが濡れ上がるのを防止できる。
請求項(抜粋):
溶融ガラスを受け型内に滴下または流下することによって、所定の形状を有するガラス成形品とする装置において、前記溶融ガラスを滴下または流下させるノズルチップを白金または白金合金製のノズル本体の外周面に溶融ガラスに対する濡れ性を低下させるための金コート層を形成する構成としたことを特徴とする光学ガラスの成形装置。

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