特許
J-GLOBAL ID:200903099380452326

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-266377
公開番号(公開出願番号):特開平10-109520
出願日: 1996年10月07日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 内気と外気とを仕切って流すことができる2層流モードにおいて、フットデフロスタモードとフットモードの風量割合を所望の値に設定する。【解決手段】 フット開口部29、33とデフロスタ開口部25の両方を同時に開口する吹出モードにおいて、最大暖房時には、少なくとも、空調空気の通路を、内気側の第1空気通路8と外気側の第2空気通路9とに区画形成して、第1空気通路8をフット開口部29、32に連通させ、第2空気通路9をデフロスタ開口部25に連通させる。第1、第2空気通路8、9を区画形成する2層流モード時に、暖房用熱交換器13の空気下流側にて、第1、第2空気通路8、9を連通させる連通路36を形成し、フットデフロスタ吹出モードが設定されたよりも、フット吹出モードが設定されたときの方が、連通路36を通ってフット開口部側へ流入する外気量が大となる開度位置にデフロスタ側ドア手段26を操作する。
請求項(抜粋):
空調空気を加熱する暖房用熱交換器(13)と、この暖房用熱交換器(13)による空調空気の加熱量を調整して空気温度を調整する温度調整手段(17、18)と、車室内乗員の足元に向けて風を吹き出すフット吹出口に接続されるフット開口部(29、33)と、車両窓ガラス内面に向けて風を吹き出すデフロスタ吹出口に接続されるデフロスタ開口部(25)とを備え、前記フット開口部(29、33)と前記デフロスタ開口部(25)の両方を同時に開口する吹出モードにおいて、前記加熱量が最大となる位置に前記温度調整手段(17、18)が操作される最大暖房状態が設定されたときには、少なくとも、前記空調空気の通路を、内気が流れる第1空気通路(8)と外気が流れる第2空気通路(9)とに区画形成して、前記第1空気通路(8)を前記フット開口部(29、33)に連通させるとともに、前記第2空気通路(9)を前記デフロスタ開口部(25)に連通させるようになっており、前記第1空気通路(8)と前記第2空気通路(9)とを区画形成する2層流モード時に、前記暖房用熱交換器(13)の空気下流側において、前記第1空気通路(8)と前記第2空気通路(9)とを連通させる連通路(36)を形成し、さらに、前記フット開口部(29、33)への空気流れを制御するフット側ドア手段(22、31)、および前記デフロスタ開口部(25)および前記連通路(36)への空気流れを制御するデフロスタ側ドア手段(26)を備え、前記2層流モード時の吹出モードとして、前記フット開口部(29、33)からの吹出風量と前記デフロスタ開口部(25))からの吹出風量とを略同等とするフットデフロスタ吹出モードと、前記フット開口部(29、33)からの吹出風量を前記デフロスタ開口部(25))からの吹出風量よりも大幅に大とするフット吹出モードが設定可能になっており、前記2層流モード時に前記フットデフロスタ吹出モードが設定されたよりも、前記フット吹出モードが設定されたときの方が、前記連通路(36)を通って前記フット開口部(29、33)側へ流入する外気量が大となる開度位置に前記デフロスタ側ドア手段(26)が操作されるようにしたことを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00 103
FI (2件):
B60H 1/00 102 L ,  B60H 1/00 103 P

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