特許
J-GLOBAL ID:200903099381629980

チャック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉井 剛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-260708
公開番号(公開出願番号):特開2003-071618
出願日: 2001年08月30日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 締結状態が弛まないチャック装置を提供すること。【解決手段】 本体2に環状のラチェット歯5を設け、回動筒1の内方に爪3と螺合し回動筒1と共に回動する環状のナット部材6が被嵌され、ラチェット歯5の外方にはラチェット歯5と係止する係止バネ体が係止バネ体受け筒8の回動に伴いラチェット歯5の周囲を回動する状態で配設され、、係止バネ体と対向する位置に、ラチェット歯5と係止バネ体が係止した状態及び係止解除状態を保持する保持バネ体が配設され、係止バネ体受け筒8には回動筒1と共に回動し該係止バネ体受け筒8に対して所定角度回動する作用筒体9が被嵌され係止、該作用筒体9はバネ体及び保持バネ体に作用する係止作用部及び位置保持部を有すチャック装置。
請求項(抜粋):
回動筒を回動させることにより本体の先端に設けられた複数の爪を拡縮摺動させ、該爪により工具を挟持するチャック装置であって、本体には環状のラチェット歯が設けられ、また回動筒の内方且つラチェット歯の後方にして本体には前記爪と螺合し前記回動筒と共に回動する環状のナット部材が被嵌され、また前記ラチェット歯の外方には該ラチェット歯と係止する着脱自在な金属製板バネから成る係止バネ体が配設され、この係止バネ体はナット部材と共に回動し該ナット部材に被嵌される金属製係止バネ体受け筒に該係止バネ体受け筒の回動に伴いラチェット歯の周囲を回動する状態で設けられ、この係止バネ体は係止バネ体受け筒に凹凸嵌合手段により取り付けられ、更にラチェット歯の外方にして係止バネ体と対向する位置には、ラチェット歯と係止バネ体が係止した状態及びラチェット歯と係止バネ体との係止解除状態を保持し該係止バネ体と別体にして着脱自在な金属製板バネから成る保持バネ体が配設され、この保持バネ体は前記係止バネ体受け筒に該係止バネ体受け筒の回動に伴いラチェット歯の周囲を回動する状態で設けられ、この保持バネ体は係止バネ体受け筒に凹凸嵌合手段により取り付けられ、係止バネ体受け筒には前記回動筒と共に回動し該係止バネ体受け筒に対して所定角度回動する金属製の作用筒体が被嵌され、この作用筒体には係止バネ体受け筒の孔部に嵌入される係止バネ体の突部を押圧して前記ラチェット歯に該係止バネ体を係止させる押圧部と該係止バネ体とラチェット歯との係止状態を維持する係止維持部とから成る係止作用部が設けられ、更に該作用筒体には係止バネ体により該作用筒体の係止バネ体受け筒に対する位置を保持することにより係止バネ体とラチェット歯との係止状態及び係止バネ体とラチェット歯との係止解除状態を保持する位置保持部が設けられ、この位置保持部は保持バネ体の突部と該突部が嵌合される作用筒体に形成された孔部とで構成され、更に作用筒体には突部が設けられ、この突部は、係止バネ体受け筒に設けられた長孔に嵌合され、この長孔は、係止バネ体受け筒の先端縁から基端側に切り欠かれた先端開口形状であり、作用筒体が係止バネ体受け筒に対して長孔の範囲内で回動し、前記突部が長孔の内端に当接してナット部材が回動するように構成され、前記係止バネ体の突部が嵌入する孔部は、係止バネ体受け筒の先端縁から基端側に切り欠かれた先端開口形状であることを特徴とするチャック装置。
Fターム (2件):
3C032HH01 ,  3C032HH18

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