特許
J-GLOBAL ID:200903099384471309

位置標定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041811
公開番号(公開出願番号):特開平10-239414
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、主局が移動局の位置を双曲線航法の原理を利用して標定する位置標定方式に関し、各受信局への高周波信号高入力時の位相補正及び平均化処理を行って位置精度の向上を図ること等を可能にする位置標定方式を提供することを目的としている。【解決手段】 主局2及び従局3が、受信された位置標定用パルス信号の基準値からの位相差を検出する位相検出手段22と、環境温度を測定する温度センサ23と、受信系21の入力レベルと位相差との関係データを所定温度範囲毎に格納する記憶手段24と、位置標定用パルス信号を受信したときの温度センサ23から取得した温度と当該位置標定用パルス信号の入力レベルとに従って記憶手段24から読み出した位相差データに基づき位相検出手段22が検出した位相差を補正し、補正後位相データを出力する位相補正手段25aとを備えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
移動局は所定数の位置標定用パルス信号を順次無線送信し、主局及び複数の従局が、無線受信した所定数の位置標定用パルス信号の到達時間を順次測定すると共に、測定した到達時間の平均到達時間を算出して当該局の到達時間とし、主局が、自局が算出した平均到達時間及び各従局から取得した平均到達時間との間の時間差を用いて双曲線を描き、その交点位置を移動局の位置と標定する位置標定方式において、前記主局及び従局が、受信された位置標定用パルス信号の基準値からの位相差を検出する位相検出手段と、環境温度を測定する温度センサと、受信系の入力レベルと前記位相差との関係データを所定温度範囲毎に格納する記憶手段と、位置標定用パルス信号を受信したときの前記温度センサから取得した温度と当該位置標定用パルス信号の入力レベルとに従って前記記憶手段から読み出した位相差データに基づき前記位相検出手段が検出した位相差を補正し、補正後位相データを出力する位相補正手段とを備えることを特徴とする位置標定方式。

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