特許
J-GLOBAL ID:200903099390528070

複合発電プラント及びその起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082536
公開番号(公開出願番号):特開平6-272512
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 複合発電プラントの起動時に、蒸気タービン入口設定圧力の昇圧過程で、蒸気タービンバイパスによって復水器に廃棄される熱量を回収してプラントの出力を増加させることにある。【構成】 ガスタービンと蒸気タービンからなる複合発電プラントにおいて、復水器に廃棄される熱量を作動熱源として、冷凍機に冷熱を発生させ、この冷熱を熱交換器に導き、ガスタービンの圧縮機吸気温度を低下させる。この場合、制御装置16によって冷凍機からの発生冷熱量を任意に調整制御する。また、ガスタービンの圧縮機吸気温度を任意に設定して得た冷凍機の必要熱量と、蒸気タービンバイパス熱量との大小関係から熱交換器の冷却水流量と海水等の冷却水流量を制御装置17によって調整する。さらに、制御装置15によって、冷凍機の消費電力とタービンの駆動によって発電する発電機出力の大小関係から冷凍機を運転あるいは停止制御する。
請求項(抜粋):
ガスタービンと蒸気タービンからなる複合発電プラントにおいて、起動時、前記蒸気タービン入口設定圧力が昇圧過程にあるとき、蒸気タービンバイパスによって復水器に廃棄される熱量を作動熱源として、冷熱を発生する吸収式あるいは圧縮式冷凍機と、前記冷凍機によって発生した冷熱によって前記ガスタービンの圧縮機吸気温度を低下するための空気冷却用熱交換器と、前記冷凍機からの発生冷熱量を任意に調整制御する制御装置を有することを特徴とする複合発電プラント。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-370303
  • 特開昭61-247804

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