特許
J-GLOBAL ID:200903099390985632

空間フィルタ式速度測定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板谷 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042508
公開番号(公開出願番号):特開平11-237394
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 空間フィルタを用いた非接触光学式速度測定システムにおいて、車体に複数の非接触速度計を配置し、いずれかの速度計が常にレール上面以外の部分を検出し得るようにし、安定して列車の走行速度を測定する。【解決手段】 車両12に、レール11に対向し、かつレール11の延伸方向に対してほぼ直交するように複数の非接触速度計1a,1b,1cを並設する。これにより、レールのカーブで車両が傾いたり、レール11と非接触速度計1a,1b,1cの相対位置が変化した場合でも、常に非接触速度計1a,1b,1cのうちの少なくとも1つの非接触速度計はレール締結部11bを検出した信号を出力する。このレール締結部11bを検出している速度計の出力を選択することで、安定して列車の走行速度検出を行うことができる。
請求項(抜粋):
光学式空間フィルタによる非接触速度計を用いた空間フィルタ式速度測定システムにおいて、車体に搭載され、路面からの光を受光して得られる空間周波数波形に基づいて車体の速度を計測する少なくとも2台以上の光学式空間フィルタ方式の非接触速度計と、前記複数の非接触速度計の出力のいずれかを選択して速度を検出する制御装置とを備え、前記非接触速度計は、路面上に敷設されたレールに対向し、かつ該レールの延伸方向に対してほぼ直交する方向に配置され、これら非接触速度計のうち、常に1台以上の非接触速度計がレール頭頂面以外の領域を検出するように構成され、前記制御装置は、前記非接触速度計の各々の出力の特徴に基づいて上記レール頭頂面以外の領域を検出していると判定し得る非接触速度計の出力を選択することを特徴とする空間フィルタ式速度測定システム。

前のページに戻る