特許
J-GLOBAL ID:200903099393105226

廃棄物処理装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337039
公開番号(公開出願番号):特開平9-178134
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物中の水分を除去した後に、廃棄物の熱分解を行ない、生成する低温乾留ガス及びチャーの燃焼時に温度不足により灰分等の溶融スラグ化ができない事態を防止する。【解決手段】 乾燥器1に導管21bからの加熱媒体、例えばここでは空気を導入し、この空気を加熱源として廃棄物中の水分を加熱乾燥する。乾燥後の廃棄物は搬送装置3で熱分解反応器4に搬送して熱分解する。乾燥方式は、廃棄物に加熱媒体の空気を直接導入する直接加熱方式でも、廃棄物と加熱媒体の空気とを間接的に熱交換する間接加熱方式でもよく、また併用してもよい。直接加熱方式や併用方式の場合の使用後の水蒸気を含んだ加熱媒体や、間接加熱方式で生じた水蒸気は、導管21cで燃焼溶融炉9からの燃焼排ガスの出口側に導入して臭気成分を燃焼除去する。この水蒸気や加熱媒体の一部を、適宜、燃焼溶融炉9内に導管22で導入して、炉内の過剰高温を防止してもよい。
請求項(抜粋):
廃棄物を加熱媒体により間接的に加熱して熱分解し、低温乾留ガスと熱分解残留物とに分離する熱分解反応器と、前記熱分解残留物より分別したチャーと前記低温乾留ガスとを燃焼残渣が溶融スラグ化し得る温度で燃焼する燃焼器と、この燃焼により生じた燃焼排ガスを外気へ排出する煙道とを備えている廃棄物処理装置において、前記煙道に配設され前記加熱媒体と前記燃焼排ガスとを間接的に熱交換する熱交換器と、該熱交換器より前記熱分解反応器へ前記加熱媒体を導く手段と、前記熱分解反応器より排出された前記加熱媒体と前記廃棄物とを直接的又は間接的に熱交換し前記廃棄物を脱水し得る温度に加熱して乾燥する乾燥器と、この乾燥により生じた水蒸気又は該水蒸気を含む前記加熱媒体を前記乾燥器より排出する手段とを具備したことを特徴とする廃棄物処理装置。
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 廃棄物処理方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-197273   出願人:三井造船株式会社
  • 特開平4-349988
  • 特開昭51-063576
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