特許
J-GLOBAL ID:200903099397288163

センタクロージャを備えた靴

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-510569
公開番号(公開出願番号):特表平8-502429
出願日: 1993年11月02日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】センタクロージャを備えた靴であって、前記センタクロージャは少なくとも1つのロープ状の緊定部材に連結されていて、該緊定部材の緊定長さは、前記センタクロージャによって、靴の閉鎖のためには短縮可能で、靴の開放のためには延長可能である形式のものにおいては、その閉鎖機構は、靴胴部の弾性特性を損なわないように形成されねばならない。このことは、甲カバー(17)が、靴の両側(6,8)で靴底側から下向きに張設されることにより達成される。これによリ、甲カバー(17)が甲形状に最良に適合するため、甲に亘って良好な圧力分配が得られる。
請求項(抜粋):
靴、特にスポーツ靴又はレジャー靴であって、センタクロージャが設けられており、該センタクロージャはロープ状の少なくとも1つの緊定部材に連結されていて、該緊定部材の緊定長さは、前記センタクロージャによって、靴の閉鎖のためには短縮可能で、靴の開放のためには延長可能であって、前記緊定部材は相互に胴部部分から、甲を少なくとも部分的に覆う甲カバーの変向部材を介して、胴部部分に戻るように案内されている形式のものにおいて、 (イ)靴上部部分(2)が、少なくとも甲範囲(16)で体積弾性的で圧縮可能な材料から成る閉じられた靴前部分(15)を有しており、 (ロ)甲カバー(17)が、甲形状に少なくともほぼ適合する弾性可撓性な材料から成っており、 (ハ)センタクロージャ(19)が、胴後部(18)の外側でヒールの上側に位置しており、 (ニ)センタクロージャ(19)から緊定部材(20)又は緊定部材区分が靴の両側面側(6,8)に沿って前方に、内側靴底のレベル範囲(22)でヒールアーチ形部分(21)の外側に設けられた各1つの変向部材又はガイド部材(3.1)を介して、かつ、甲(16)に掛け渡されることなく、比較的高いレベルで甲カバー(17)に設けられた変向部材(24)を介して、内側靴底のレベル範囲(22)の高さに位置する靴胴部(2)の固定点(X)又は変向点(25a)に向けて、延びており、この場合、靴外側(6)に位置する固定点(X)もしくは変向点(25a)が、小指範囲(7)に設けられていて、靴内側(8)に位置する固定点もしくは変向点(25i)が、母指基関節(10)と土踏まず(11)のほぼ中央との間の範囲に設けられていて、これにより、甲カバー(17)が靴底方向に張設可能であることを特徴とする靴。
IPC (3件):
A43C 11/16 ,  A43B 5/00 ,  A43C 11/00

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