特許
J-GLOBAL ID:200903099403963510

ボイラ設備のプリパージ時間決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047404
公開番号(公開出願番号):特開平6-241405
出願日: 1993年02月12日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 プリパージ時間の短縮を図る。【構成】 蒸気管内の蒸気の圧力が上限の圧力を越えたため燃料弁を閉止しポストパージを行っている最中に蒸気管内の蒸気の圧力が下限の圧力よりも低下して起動指令が出力され、且つ実際に行われたポストパージ時間T1が設定されたプリパージ時間T0よりも短い場合、或いは前記蒸気の圧力が上限の圧力を越えたため燃料弁を閉止しポストパージを行い、ポストパージ終了後送風機が慣性により回転している間に蒸気の圧力が下限の圧力よりも低下して起動指令が出力され、且つ通風状態継続時間T3が実際のポストパージ時間T1よりも短い場合には、実際に行われたポストパージ時間T1をプリパージ時間の一部とみなし、今回行うプリパージ時間T2を決定する。
請求項(抜粋):
ボイラ本体の燃焼室へ燃料を噴射し得るようにしたバーナノズルと、バーナノズルに燃料を送給する燃料管に接続された燃料弁と、前記燃焼室へ空気を送給する送風機と、生成された蒸気の圧力が設定された下限の圧力よりも低下したら起動指令を出力し且つ生成された蒸気の圧力が設定された上限の圧力よりも上昇したら起動指令を出力しないようにした圧力スイッチと、圧力スイッチから起動指令が与えられたら前記燃料弁へ弁開指令を出力し且つ圧力スイッチから起動指令が与えられなくなったら前記燃料弁へ弁開指令を出力しないようにした燃焼制御装置とを備えたボイラ設備において、ボイラ本体で生成された蒸気の圧力が設定された上限の圧力を越えたため燃料弁を閉止し、送風機から燃焼室へ空気を送給してポストパージを行っている最中に前記蒸気の圧力が設定された下限の圧力よりも低下して圧力スイッチから起動指令が出力され、且つ実際に行われたポストパージ時間が送風機が停止している状態から該送風機を駆動してプリパージを行う場合の設定されたプリパージ時間よりも短い場合には、前記設定されたプリパージ時間から実際に行われたポストパージ時間を引いた時間を今回の起動のためのプリパージ時間とし、蒸気の圧力が設定された上限の圧力を越えたため燃料弁を閉止し、送風機から燃焼室へ空気を送給してポストパージを行い、ポストパージの終了後送風機が慣性により回転している間に前記蒸気の圧力が下限の圧力よりも低下して圧力スイッチから起動指令が出力され、且つ送風機が慣性により回転した時間が実際のポストパージ時間よりも短い場合には、送風機が停止している状態から該送風機を駆動してプリパージを行う場合の設定されたプリパージ時間から実際に行われたポストパージ時間を引くと共にポストパージの終了後に送風機が慣性により回転した時間を加算して今回の起動のためのプリパージ時間とすることを特徴とするボイラ設備のプリパージ時間決定方法。
IPC (2件):
F22B 35/00 ,  F23N 5/20 101
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-231319
  • 特開昭61-237917
  • 特開平1-063714

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