特許
J-GLOBAL ID:200903099404723105

安全静脈内カテーテルとその針装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-109045
公開番号(公開出願番号):特開2003-265615
出願日: 1998年08月18日
公開日(公表日): 2003年09月24日
要約:
【要約】【課題】 静脈内カテーテルにおいて、使用後に針先との偶然で不注意な接触を確実に防止する針装置を提供する。【解決手段】 針装置は、カテーテルハブ内に受承される弾性針防護物を備える。針防護物は、針が軸方向移動のために貫通する開口を有する近位のアーム又は壁を備える。針がカテーテルから後退させられる時、針は、それまでカテーテルハブ内の針防護物の移動を防止していた力を解放する。この結果、針防護物が針軸に固定されると共に針防護物の遠位壁が針先へのアクセスを妨げる位置に、針防護物がスナップ作用で変位させられる。この状態で、針防護物と針をカテーテルハブから取外すことができる。保護された針と針防護物をカテーテルハブから取外した後に針防護物と係合することにより、保護された針の針防護物からの取外しを防止する溝又は膨出部を針軸に設けてもよい。
請求項(抜粋):
針と針防護物との組合せ部材が準備完了位置と後退位置を有する針装置であって、針先を有する針と、針に機械的に連結された針ハブと、針と同軸に針に設置された針防護物と、近位端開口を有する近位端、遠位端開口を有する遠位端、ハブ外面、及びハブ内部空所を含むハウジングからなる外方ハブとを備える針装置において、針ハブが、開放近位端、内部空所、及び閉鎖遠位端を有する一方、針が、針ハブから遠位方向に突出するように、閉鎖遠位端に止着されると共に、内部空所に連通し、又、針防護物が、針が貫通する端部壁開口を有する端部壁、端部壁から延在する弾性部、及び弾性部の端に設けた遠位壁を含み、更に、非直線状突部が針防護物の遠位壁と弾性部の交差部に形成される一方、組合せ部材が準備完了位置にある時、針防護物の遠位壁の一部は、針の側部に当接するように設けられて、針防護物の弾性部を針から半径方向で外方に付勢し、又、外方ハブのハブ内部空所が、突起を設けた内面を有すると共に、より大きい方の第1直径を形成する一方、突起はより小さい方の第2直径を形成し、更に、組合せ部材が準備完了位置にある時、針防護物が外方ハブのハブ内部空所内に配置されると共に、針と針防護物が同軸に配置され、又、針防護物の非直線状突部が外方ハブの内面の突起の遠位側に配置されると共に、針防護物が針ハブの閉鎖遠位端の近傍に配置され、且つ、外方ハブの近位端が針ハブの閉鎖遠位端に隣接するように、組合せ部材が構成され、又、組合せ部材が準備完了位置から後退位置に変位する時、外方ハブが針に対して遠位方向に移動することにより、外方ハブの内面の突起が、針防護物の非直線状突部との当接を介して、針防護物の遠位壁が針先を通過するまで針防護物を遠位方向に移動させる結果、針防護物の遠位壁が、針先を防護するように半径方向で内方にスナップ作用で移動するように、組合せ部材が構成された針装置。
Fターム (11件):
4C167AA21 ,  4C167AA23 ,  4C167AA24 ,  4C167BB02 ,  4C167BB07 ,  4C167BB18 ,  4C167BB26 ,  4C167BB31 ,  4C167BB40 ,  4C167CC08 ,  4C167HH09

前のページに戻る