特許
J-GLOBAL ID:200903099406032770
スイッチ装置用のばね駆動装置及びこれに使用する歯車の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-295834
公開番号(公開出願番号):特開平7-211176
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】歯車対の歯の形状を変え、ギャップを有する歯車対のかみ合いをスムーズにして、スイッチ装置のばね駆動装置の作動阻止を防止すること。【構成】電気スイッチ装置用のばね駆動装置は、スイッチ作動軸に取付けられてラッチ装置により回転を停止される大歯車16と、大歯車16とかみ合う小歯車20との歯車対18を備える。小歯車20は、駆動モータにより駆動されて大歯車16を回転し、作動用ばねに応力を加える。一方の大歯車16の歯列52の間にはギャップがあり、応力の解放時には小歯車20を大歯車16から切り離す。スイッチ装置を作動するときに大歯車16が回転方向Dに回転すると、歯列52が小歯車20と再び噛み合うが、この噛み合う時の詰まりを避けるため小歯車20の歯60の形状を変える。それには、歯の一側面を研削により傾斜させて歯の頂部表面をなくし、歯のフランク56、58 が半径方向外側の共通の歯先縁62で接合するように形成する。
請求項(抜粋):
スイッチ装置、特に中電圧及び高電圧用の電源回路ブレーカ用のばね駆動装置であって、回転可能に取付けられるスイッチ作動軸(14)に偏心した状態で連結され、かつ特定の回転方向(D)に前記作動軸(14)を駆動してスイッチ装置(12)をスイッチオンするためのスイッチ作動ばね(28)と、前記作動軸(14)に連結されている大歯車(16)と、この大歯車(16)と相互作用して、前記作動ばね(28)の応力が少なくとも部分的に解除される初期位置(50)から、前記作動ばね(28)に応力が加えられる死点位置(44)を経由して前記作動軸(14)を回転方向(D)へ回転させることによって前記作動ばね(28)に応力を加えるように駆動装置(22)によって駆動される小歯車(20、20")と、回転方向(D)において死点位置(44)に続く支持位置(48)に前記作動軸(14)を支持して、スイッチ装置をスイッチオンするために前記作動軸(14)を解放するラッチ装置(34)と、前記作動軸(14)がラッチ装置(34)に支持されている時に小歯車(20、20")に隣接する位置に設けられた、大歯車(16)上の歯列(52)中のギャップ(54)と、前記ラッチ装置(34)によって前記作動軸(14)が解放された後の歯車対(18)の相互妨害を防止するための手段とを有しており、小歯車(20;20")上の複数の歯(60、60')のフランク(56、58;56',58')が、半径方向外側の共通歯先縁(62;62')で互いに接合していることを特徴とするばね駆動装置。
IPC (3件):
H01H 3/30
, B23F 15/00
, F16H 55/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭63-281327
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特開昭63-180766
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