特許
J-GLOBAL ID:200903099408762016

現像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-306986
公開番号(公開出願番号):特開平8-146668
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 キャリア付着及びトナー飛散を抑制でき、濃度が十分に高く、ガサツキがなく、鮮明で高画質な画像を安定して得ることができる現像装置にある。【構成】 現像装置は、体積平均粒径10μm以下の非磁性トナーと、重量平均粒径80μm以下の磁性キャリアとを有する二成分現像剤を、複数の磁極を有する磁石ローラ23を内部に非回転に配設した現像スリーブ21に支持して、感光ドラム3と対向した現像領域へ搬送し、現像剤の磁気ブラシを形成して、振動電界の印加下にドラム3上の潜像を現像する。現像領域での磁性キャリアの磁化の強さが、磁界の強さ1000ガウスで30〜150emu/cm3 、スリーブ21上の法線方向の磁気力Fr のピーク位置が、スリーブ21とドラム3との最近接位置からドラム3の移動方向下流側に10°以内、現像領域でのキャリアの体積比率Mcが5〜30%、そしてトナー供給係数Kが4以上である。
請求項(抜粋):
体積平均粒径10μm以下の非磁性トナーと、重量平均粒径80μm以下の磁性キャリアとを有する二成分現像剤を、複数の磁極を有する磁界発生手段を内部に非回転に配設した現像剤支持手段上に支持して、像担持体と対向した現像領域へ搬送し、前記現像領域で現像剤の磁気ブラシを形成して、現像領域に振動電界を形成した下で像担持体上の潜像を現像する現像装置において、前記磁性キャリアの単位体積当たりの磁化の強さが磁界の強さ1000ガウスにおいて30〜150emu/cm3 であり、前記現像剤支持手段上における法線方向の磁気力Fr のピーク位置を、現像剤支持手段と像担持体との最近接位置から像担持体の移動方向に対して下流側に10°以内とし、現像領域での磁性キャリアの体積比率Mcが5〜30%であり、ここに、体積比率Mcは式(B): Mc[%]=(M/h)×(1/ρc)×{C/(T+C)} ×100 ・・・(B)但し、M:現像剤担持体上の単位面積当たりの非穂立ち状態の現像剤量[g/cm2 ]h:現像領域空間の高さ[cm]ρc:磁性キャリアの真密度[g/cm3 ]C/(T+C):スリーブ上現像剤中の磁性キャリアの重量割合で表され、そしてトナー供給係数Kが4以上であり、ここに、トナー供給係数Kは式(C): K=M×(1/ρt)×{T/(T+C)}×(1/Dt) ×(Vs1/Vdr)×15000 ・・・(C)但し、M:現像剤支持手段上の単位面積当たりの非穂立ち状態の現像剤量[g/cm3 ]ρt:トナーの真密度[g/cm3 ]Dt:トナーの粒径[μm]T/(T+C):現像剤支持手段上現像剤中のトナーの重量割合Vs1:現像剤支持手段の周速[mm/秒]Vdr:像担持体の周速[mm/秒]Vs1/Vdr:現像剤支持手段と像担持体の周速比で表されることを特徴とする現像装置。
IPC (5件):
G03G 9/10 ,  G03G 9/08 ,  G03G 15/08 507 ,  G03G 15/08 ,  G03G 15/09
FI (2件):
G03G 9/10 ,  G03G 9/08

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