特許
J-GLOBAL ID:200903099408928674

筒状編地の編成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-072992
公開番号(公開出願番号):特開平10-266047
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】ダブルシステム編成により編成される筒状編地に増し目を形成する際に、増し目箇所に生じる孔を目立たなくすることのできる筒状編地の編成方法を開示する。【解決手段】増し目形成箇所がその編成コースにおける編成方向下手側の編地側端部となる第1の筒状編地の編成コースにおいて編成する編地の前後と前後が一致する側の給糸口を先行の給糸口として使用するとともに、第1の筒状編地を編成する工程が以下の工程を含むことを特徴とする;(1)先行の第1の給糸口により第1の編地を編成するとともに、そのコースの編成方向下手側に位置する第2の針ベッドの針、続いて第1の針ベッドの針に編成方向に従って給糸する工程(2)後行の第2の給糸口により第1の編地を編成するとともに、前記工程1で第1の給糸口により新たに編糸を係止させた針の内、何れか一方の針に再度給糸する工程。
請求項(抜粋):
少なくとも前後一対の針ベッドを有し、その前後何れか一方または双方の針ベッドが左右摺動可能に構成され、前後異なるガイドレール上を往復動可能に構成され、第1、第2の給糸口を有し、少なくとも2以上の編成システムを有する横編機を使用し、第1および第2の給糸口を先行および後行の給糸口として使用するダブルシステム編成により編成される第1の編地と第2の編地がその両端において連結されてなる第1の筒状編地と、第1の筒状編地が編成される領域と異なる領域の針を使用して編成され、同じく第1の編地と第2の編地が両端において連結されてなる第2の筒状編地を編成し、第1の筒状編地の第2の筒状編地側の編地側端部で増し目を形成し所望の筒径とした後、第1の筒状編地の第2の筒状編地側の側端のループを第2の筒状編地のループを重ね合わせ、該重ね合わせたループに次コースのループを形成する編成を繰り返すことで第1の筒状編地と第2の筒状編地を連結してなる編地の編成過程において、増し目形成箇所がその編成コースにおける編成方向下手側の編地側端部となる第1の筒状編地の編成コースにおいて編成する編地の前後と前後が一致する側の給糸口を先行の給糸口として使用するとともに、第1の筒状編地に増し目を形成する工程が以下の工程を含むことを特徴とする筒状編地の編成方法;(1) 先行の第1の給糸口により第1の編地を編成するとともに、そのコースの編成方向下手側に位置する第2の針ベッドの針、続いて第1の針ベッドの針に編成方向に従って給糸する工程(2) 後行の第2の給糸口により第1の編地を編成するとともに、前記工程1で第1の給糸口により新たに編糸を係止させた針の内、何れか一方の針に再度給糸する工程。
IPC (2件):
D04B 7/32 ,  D04B 1/24
FI (2件):
D04B 7/32 ,  D04B 1/24

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