特許
J-GLOBAL ID:200903099412961490

デマンド制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-215187
公開番号(公開出願番号):特開平6-070464
出願日: 1992年08月12日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 工場内で使用される最大需要電力量が電力会社と取り決められている契約電力量を超過することなしに契約電力量未満に制限し、工場内に備えられるパスの電力消費設備に支障を生じることなしに、消費電力量を制御する。【構成】 各時刻tnから各実績収集周期td毎に検出される総使用電力量L1が各時刻tnを含み、この時刻tnからそれぞれ予め定められる制御周期tc0〜tc5毎に基準ラインL2および判定ラインL7〜L3と対比し、基準ラインL2を総使用電力量L1が超えると判定されたとき、少なくとも該当する判定ラインに対応する電力消費設備への電力供給を制限する。
請求項(抜粋):
所定のデマンド周期T内において多数の電力消費設備によって使用されている総使用電力量L1を、所定の契約電力量Q1未満でかつ可及的に近い値になるように制御するデマント制御方法において、多数の電力消費設備のうちから該デマンド制御の対象とする各設備を予め設定し、該デマンド制御対象の各設備毎に対応する判定ラインをそれぞれ設定し、当該判定ラインの設定されている各設備の1個から全個数まで任意に個数を増して組合わてなる各組合せ判定ラインLn(L7,L6,...,L4,L3)を設定しておき、一方、前記所定の契約電力量Q1よりも低く予め定める目標値Q2を基準として、前記所定のデマンド周期Tの開始時刻における総使用電力量L1(=OkWH)と、このデマンド周期Tの終了時刻における該目標値Q2とを結んで得られる基準ラインL2を設定しておき、前記所定のデマンド周期T内の開始時刻から所定時間をそれぞれ経過した各時刻tn(tn0,tn1,...,tn4,tn5)を含み、この各時刻tn(tn0,tn1,...,tn4,tn5)からそれぞれ予め任意に定められている実績収集周期td(td0,td1,...,td4,td5)毎に前記総使用電力量L1を検出しながら、各時刻tnから各実績収集周期td毎に検出される総使用電力量検出値L1が、各時刻tnを含みこの各時刻tnからそれぞれ予め任意に定められている制御周期tc(tc0,tc1,...,tc4,tc5)毎に、前記基準ラインL2および各組合せ判定ラインLn(L7,L6,...,L4,L3)と対比され、この基準ラインL2を越える各組合せ判定ラインLn(L7,L6,...,L4,L3)のうち1つの判定ラインを越えていると判定されたとき、少なくとも該当する判定ラインに対応するデマンド制御対象の電力消費設備への電力供給を制限することを特徴とするデマンド制限方法。

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