特許
J-GLOBAL ID:200903099414440241

内視鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-206099
公開番号(公開出願番号):特開平10-043130
出願日: 1996年08月05日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】内視鏡の組立性や挿入性を損なわず、鉗子チャンネルから内視鏡の内部金属に漏れ電流が流れることなく、効率よく高周波処置の行える内視鏡を提供すること。【解決手段】先端部本体15に形成されているチャンネル用透孔19の絶縁カバー14側端部にはチャンネル用透孔19の中心軸方向に向かって突出し、このチャンネル用透孔19に内挿されるチャンネルチューブ17の内径寸法φd1 より大きく、チャンネルチューブ17の外径寸法φd2 より小さい凸部19aが設けられている。チャンネル用透孔19に配設されるチャンネルチューブ17の先端面は、凸部19aの立上り面に当接しており、凸部19aの内周側面が位置する絶縁カバー14とチャンネルチューブ17先端面との間に絶縁性接着剤20を塗布してチャンネル用透孔19の凸部19aの内周面側の金属面を絶縁している。
請求項(抜粋):
挿入部の先端側に設けられた金属製の先端部本体と、この先端部本体の外周面を覆う絶縁カバーと、前記先端部本体と前記絶縁カバーとに貫通してこの絶縁カバーの外表面に開口を有する電気絶縁性のチャンネルチューブが内挿される貫通孔と、この貫通孔の中心軸方向に突出して絶縁カバー側に形成した前記チャンネルチューブの透孔の直径寸法より大径で、このチャンネルチューブの外径寸法より小径の凸部とを設けた内視鏡において、前記チャンネルチューブの先端面を、前記凸部に当接させて固定すると共に、このチャンネルチューブ先端面から絶縁カバーまでの凸部内周面を絶縁部材で覆ったことを特徴とする内視鏡。

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