特許
J-GLOBAL ID:200903099415879654

重力式港湾構造物の耐震補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-094199
公開番号(公開出願番号):特開平9-279540
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 耐震補強効果に加え、消波機能、大型船舶への対応、経済性の面でも優れた合理的な重力式港湾構造物の耐震補強構造を提供する。【解決手段】 既設護岸としてのケーソン1の前面側に桟橋2を構築する。桟橋2の沖側の杭列の杭5’間に、鋼矢板3,3’を打設し、杭5’とともに土留め壁4を構築する。土留め壁4とケーソン1間に間詰め材6を投入する。間詰め材6の天端7は水中部cに位置し、土留め壁4に長さの異なる鋼矢板3,3’を用いることで、土留め壁4にスリット状の通水部8を形成する。間詰め材6の天端7より上部は遊水部9を構成し、耐震補強効果に加え構造物に消波機能を与えている。
請求項(抜粋):
重力式港湾構造物の前面側に、複数の杭列を有する桟橋を構築し、前記複数の杭列のうちの1つの杭列に一体化して構築した土留め壁に消波機能を付与するためのスリット状の通水部を形成するとともに、前記重力式港湾構造物と土留め壁との間に間詰め材を充填してなることを特徴とする重力式港湾構造物の耐震補強構造。
IPC (2件):
E02B 3/06 ,  E02D 31/08
FI (2件):
E02B 3/06 ,  E02D 31/08

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