特許
J-GLOBAL ID:200903099416019624

サーボモータ過熱保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-161545
公開番号(公開出願番号):特開平6-014574
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 演算処理を単純化し処理時間の短縮を図り、かつモータ起動時の温度初期値による影響を小さくすることができるモータ過熱保護装置を提供する。【構成】 制御ブロック1を、コントローラ11とモータ過熱保護装置12で構成し、サーボモータ3と、その電流を検出する電流検出器2と、サーボモータ3の移動量を出力するエンコーダ4を関連づけている。前記モータ過熱保護装置12は、3相2相変換ブロック121 と、絶対値算出ブロック122 と、基準電流算出ブロック123 と、模擬熱量換算ブロック124 と、模擬総熱量換算ブロック125 と、模擬総熱量符号判定ブロック126 と、模擬総熱量クリアブロック127 と、最大模擬総熱量記録ブロック128 と、アラーム判定ブロック129 とで構成している。
請求項(抜粋):
制御対象であるモータと、そのモータを制御する制御ブロックと、上記モータに流れる3相交流電流であるモータ電流を検出・出力する電流検出器と、上記モータの移動量を出力するエンコーダとから成るデジタルサーボ装置において、前記電流検出器より出力されたモータ電流を3相2相変換し、モータのトルク発生に有効な界磁磁束に直交する有効実電流値を演算・出力する3相2相変換ブロックと、前記3相2相変換ブロックより出力される有効実電流値の絶対値を算出する絶対値算出ブロックと、前記モータの定格電流から、モータのトルク発生に有効な界磁磁束に直交する電流値を基準電流値として演算・出力する基準電流算出ブロックと、前記基準電流値を、前記有効実電流値の絶対値から差し引いた差分値に演算処理周期時間を掛けて得られる値を算出する模擬熱量換算ブロックと、前記モータ移動時から現時点までの総和を演算・出力する模擬総熱量換算ブロックと、前記模擬総熱量換算ブロックより出力される模擬総熱量値が、負のときは0にする模擬総熱量クリアブロックと、前記模擬総熱量値の最大値を記録・出力する最大模擬総熱量記録ブロックと、前記模擬総熱量値が保護限界値を超えたとき、モータ制御を停止するアラーム判定ブロックとから構成したサーボモータ過熱保護装置。
IPC (2件):
H02P 5/00 ,  H02H 7/085
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-071379
  • 特開平3-261388

前のページに戻る