特許
J-GLOBAL ID:200903099417344200

音像定位シミュレーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松村 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-139490
公開番号(公開出願番号):特開平8-336200
出願日: 1995年06月06日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 音像定位システムの設計段階において定位の効果を予測する。【構成】 受音点分布生成手段により音場の客席エリア内に分布状に受音点を設定し、定位パラメータ5、スピーカデータ6、室形データ7からエコータイムパターン算出手段8によりそれら各受音点における定位パラメータ5が考慮されたエコータイムパターン9を算出する。次に、先行音検出手段10により先行音を検出するとともに先行音が定位スピーカからの音か否かを判定し、後続音検出手段11により後続音を検出した後、レベル差算出手段12により先行音と後続音間のレベル差を、時間差算出手段13により先行音と後続音間の時間差を算出し、時間差とレベル差の情報に予め音響心理実験により求めた音像分離チャート4を適用して定位確率算出手段14によって定位スピーカ方向に音像が分離しないで定位する確率を算出し、その定位確率の分布をカラーエリアマップ表示する。
請求項(抜粋):
定位パラメータ,スピーカデータおよび室形データを基に、音場内に設定した各受音点における、前記定位パラメータが考慮されたエコータイムパターンを算出するエコータイムパターン算出手段と、先行音を検出するとともにこの先行音が定位スピーカからの音か否かを判定する先行音検出手段と、後続音を検出する後続音検出手段と、前記先行音と後続音間のレベル差を算出するレベル差算出手段と、前記先行音と後続音間の時間差を算出する時間差算出手段と、時間差とレベル差の情報に予め音響心理実験により求めた音像分離チャートを適用して、前記定位スピーカ方向に音像が分離しないで定位する確率を算出する定位確率算出手段とを有し、各受音点における定位確率を算出して、音像定位の効果を音像が定位スピーカ方向に分離しないで定位する確率で定量的に予測することを特徴とする音像定位シミュレーション装置。
IPC (4件):
H04S 7/00 ,  G06F 17/00 ,  G10K 15/00 ,  H04S 1/00
FI (5件):
H04S 7/00 F ,  H04S 1/00 D ,  G06F 15/20 F ,  G10K 15/00 L ,  G10K 15/00 M
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-089700
  • 特開平3-194599

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