特許
J-GLOBAL ID:200903099418247160

ベクトル量子化による符号化復号化方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-208010
公開番号(公開出願番号):特開平8-051367
出願日: 1994年08月09日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 少ないコードブックの蓄積量で個々の入力波形ベクトルを忠実に反映した誤差の少ない高品質の符号化復号化を実現する。【構成】 所定区間内の信号パターンとインデックスとの対応表を記憶したコードブック7を用いたベクトル量子化による符号化復号化方式において、近距離ベクトル選択監視部8は、近接する複数のベクトル情報が選択されたことを検出する。内挿ベクトル算出部9は、近接する複数のベクトル情報をそれらの選択頻度に基づいて内挿して内挿ベクトルを生成する。この内挿ベクトルを符号化装置及び復号化装置の双方で同一の手順によって求め、双方に設けられたコードブック7を求められた内挿ベクトルで更新する。
請求項(抜粋):
所定区間内の信号パターンを示すベクトル情報とそのベクトル情報を特定するインデックスとの対応関係を所定数の信号パターンのそれぞれについて記憶してなるコードブックを、符号化装置及び復号化装置の双方に設けると共に、符号化装置では、量子化すべき対象信号と前記コードブックの各ベクトル情報とを比較して両者のベクトル間距離が最も小さくなるベクトル情報を選択しそのインデックスを出力し、復号化装置では、前記符号化装置側で得られたインデックスに対応するベクトル情報を前記コードブックを参照して求めることにより前記対象信号を復号化するベクトル量子化による符号化復号化方式において、前記復号化装置は、一定期間内に前記コードブックから近接する複数のベクトル情報が選択されたことを検出する近距離ベクトル選択監視手段と、この近距離ベクトル選択監視手段で近接する複数のベクトル情報が検出されたとき、それらのベクトル情報をその選択頻度に基づいて内挿して内挿ベクトル情報を生成する内挿ベクトル算出手段とを備え、この内挿ベクトル算出手段で生成された内挿ベクトル情報を復号結果として出力するものであることを特徴とするベクトル量子化による符号化復号化方式。
IPC (5件):
H03M 7/30 ,  G10L 9/14 ,  G10L 9/18 ,  G11B 20/10 341 ,  H04B 14/04

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