特許
J-GLOBAL ID:200903099422017439

高分子水溶液積層体およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-055453
公開番号(公開出願番号):特開平10-287449
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 高分子水溶液からの水蒸発で、濃度変化によるむら発生と気泡発生を防止できる耐透水性と垂直施工時に高分子水溶液の自重で封止破壊しない封止構造をもち、かつ窓枠との整合性を考慮して補助枠を使用することなく簡潔な封止構造をもつ高分子水溶液積層体を確立することにある。さらに、この高粘度の高分子水溶液をもつ積層体を簡便、確実に生産する製法をうることである。【解決手段】 イソブチレン系樹脂封止剤と基板接着性をもつ架橋反応型封止剤の組合または接着性イソブチレン系樹脂封止剤を基板間で使用して解決した。この基板接着性を導入した結果、従来のイソブチレン系樹脂封止剤のみでは不可能であった高温時の耐透水性の確保と垂直施工時での封止破壊の防止を窓枠との整合性をもって確立できた。さらに、スペーサー、保水層等を設けてより良好な高分子水溶液積層体をえた。その製法として、真空積層法、孔部脱気法、拡散法を開発しえた。
請求項(抜粋):
少なくとも一部が透明で直視可能な基板間に熱作用により調光変化する高分子水溶液を積層して外周部を封止してなる高分子水溶液積層体において、第1封止にイソブチレン系樹脂封止剤を第2封止に基板接着性をもつ架橋反応型封止剤を基板間で用いて両基板を接着固定させて少なくとも2段に外周部を封止してなる高分子水溶液積層体。
IPC (4件):
C03C 27/06 101 ,  C03C 27/06 ,  B32B 17/10 ,  E06B 9/24
FI (4件):
C03C 27/06 101 F ,  C03C 27/06 101 Z ,  B32B 17/10 ,  E06B 9/24 D

前のページに戻る