特許
J-GLOBAL ID:200903099422594029

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-186616
公開番号(公開出願番号):特開2001-012104
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、振動にない状態でブレースダンパを構成する油圧ダンパの強度を確保することを課題とする。【解決手段】 制振装置10のブレースダンパ12は、柱14と、下梁16と、上梁18とにより形成された長方形の壁面状空間20内の対角位置に取り付けられる。ブレースダンパ12は、第1のブレース24と第2のブレース28との間に油圧ダンパ30が介在する構成である。油圧ダンパ30は、油圧経路を遮断してピストン及びピストンロッド34をロックするロック機構が内蔵されている。通常、油圧ダンパ30は、ロック状態に維持され、耐力壁と同様な強度が確保される。また、コントローラ40は、振動センサ42から出力された測定値が予め設定された閾値以上になると、上記ロック機構によるロックを解除して、油圧ダンパ30の減衰動作を可能とする。
請求項(抜粋):
構造物の柱と梁との間に形成される空間に所定角度傾斜させて取り付けられるブレースと、該ブレースと直列に設けられ、前記柱及び梁の振動を減衰する油圧ダンパと、該油圧ダンパ内の油圧経路を閉塞して前記油圧ダンパのピストンを動作不可状態にロックするロック機構と、前記構造物の振動を測定する振動センサと、該振動センサにより測定された振動が所定値以下であるとき、前記ロック機構をロック状態に保持し、前記振動センサにより測定された振動が所定値以上であるとき、前記ロック機構による前記ピストンのロックを解除させる制御手段と、を備えてなることを特徴とする制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 311 ,  E04B 1/24
FI (2件):
E04H 9/02 311 ,  E04B 1/24 F

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