特許
J-GLOBAL ID:200903099424701558

オーステナイト系ステンレス鋼の鋭敏化検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-186546
公開番号(公開出願番号):特開平6-034624
出願日: 1992年07月14日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【構成】エッチング処理した後の粒界の幅Bと長さLおよび面積Sを測定し、鋭敏化している粒界の数NS と全粒界の数Nの比R1をR1=N/NS より求める。また、非鋭敏化粒界幅B0 と粒界長さLの積を基準面積S0とし、基準面積S0と全粒界の面積の比R2をR2=ΣB・L/B0・ΣL=ΣS/ΣS0より求める。このR1またはR2により鋭敏化程度を判定する。【効果】分解が困難な構造物の溶接熱影響部の金属組織の画像を顕微鏡を通して取り込み、画像処理して金属粒界の幅を測定することにより個々の粒界が鋭敏化しているか否かの判定をすることができる。
請求項(抜粋):
溶接等の熱影響を受けたオーステナイト系ステンレス鋼の表面を研磨し、研磨された表面をエッチングし、前記エッチングされた表面の所定領域内に存在する粒界の幅と面積を測定し、前記粒界の幅が所定の幅よりも大きい粒界を鋭敏化した粒界と判定し、鋭敏化されたと判定された粒界の数と粒界の面積に基づいて鋭敏化程度を判定することを特徴とするオーステナイト系ステンレス鋼の鋭敏化検出方法。
IPC (3件):
G01N 33/20 ,  G01N 1/32 ,  G01N 17/00

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