特許

J-GLOBAL ID：200903099450721311

粘着性試験用治具、粘着性試験装置及びそれを用いた試験方法

発明者： 芹 澤 功 ,  林 達 之 ,  岩 津 稔 ,  齋 藤 祐 昭
出願人/特許権者： 高田製薬株式会社 ,  株式会社サン科学
代理人 (1件)： 斎藤 栄一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-220044
公開番号（公開出願番号）：特開平11-051851
出願日： 1997年07月31日
公開日（公表日）： 1999年02月26日
要約：

【要約】【課題】 微妙な測定値の検出が難しく、測定値が曖昧になるとともに、同一の粘膜モデルで同一箇所を利用して繰り返し試験を行う場合に耐用性、再利用性に乏しく、さらに粘膜モデルの引き伸ばしに際して人為的並びに環境的条件による測定値のばらつきが生じていた。【解決手段】 配置台11は、平面方形の板状体からなり、その周縁に沿って溝11aが形成されており、固定器具12は、平面方形で且つ縦横断面溝型をした薄板の平面部位に複数の貫通孔12aが形成されたものであって、その端縁には配置台11の溝11aに係合可能な係合部12bが形成されている。一方、引張器具20は、伸縮自在なバネ21の一端側が引張器具支持台5に固定されるとともに、他端側にはフック22が形成されている。

請求項（抜粋）：

粘着対象として伸縮可能な膜体を用いて物体の粘着性を試験する装置に具備される粘着性試験用治具において、基台上に設置自在な配置台と、一端側がこの配置台の周囲に間隔をおいて前記基台側に取り付けられ、他端側に前記配置台上に載置された前記膜体への係合部が設けられた伸縮自在な弾性体からなる複数の膜体引張器具と、前記配置台上に載置され、前記膜体引張器具で引張した状態の前記膜体を前記配置台に固定する膜体固定器具と、を備えたことを特徴とする粘着性試験用治具。